10May

総務省が発表している「家計調査」を見ますと、21世紀になるとともに、日本の家庭は生鮮食品よりも、加工食品や外食に多くのお金を払うようになっていることが読み取れます。
農林水産省の推計でも、私たちの口に入る農作物の8割(金額換算)が、加工・調理されたものになっているそうです。
しかし、加工食品には「ビタミンやミネラルの欠落」という大きな欠点が潜んでいるのです。
体がどんどん成長する子供たちは、タンパク質、脂質、炭水化物の三大栄養素はもちろん、ビタミン、ミネラルと必要な栄養素をきちんとバランスよく摂らなければなりません。
学校給食ですら地域によっては感心できない内容のものがありますから、まず家庭で必要な栄養素がしっかり摂れる食生活を実践することが重要です。
そのためには、できるだけ加工食品を避け、旬の食材を家庭内で調理していただくことが大事だと思います。
子供にサプリメントを飲ませることについては、私はあまり賛成ではないのですが、アレルギーで食べられる食材が限られていたり、様々な理由でどうしても栄養バランスがとりにくいという場合には、マルチビタミン&ミネラルの良質なサプリメントを飲ませるのが良いと思います。