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日本人は筋肉量が減りやすい

筋肉は加齢によって減少するために全身の健康に影響を与えます。
骨と関節が丈夫であっても、それを支える筋肉の量が減ったのでは骨も関節も動きが悪くなり、歩行障害や関節障害を起こす原因にもなります。

加齢に伴って筋肉、骨、関節に支障をきたして、日常生活が困難になって転倒したり、それがさらに悪化すると介護が必要になり、寝たきりになっていきます。
こういった症候群はロコモティブシンドロームと呼ばれています。

ロコモティブシンドロームは運動器症候群とも呼ばれ、骨や関節、筋肉、そして、これらの動きを調整する神経が衰えて、立つ、歩くといった日常の動作も困難になることを指しています。
運動に関わる器官や組織は、すべてが連携しているため、どれか1つでも状態が悪くなると、他の部位の状態も悪くなり、体がうまく動かせなくなっていきます。

ロコモティブシンドローム対策というと、起き上がったり、歩くのに必要な部位の動きのチェックから始められることが多いのですが、骨と関節を支え、動かしている筋肉や神経の機能は、実は生活習慣病と深く関係しています。

当記事で説明している日本人の体質の弱点をカバーするための方法は、筋肉が十分にあり、自由に動けることを基本として考えています。

自由に動けなくなると、運動量が低下して、血糖値や中性脂肪値が上昇するこ
とから太りやすくなり、内臓脂肪が蓄積されるようになり、メタボリックシンドロームを引き起こすことにもなります。
また、認知症を併発することも少なくありません。

認知症の原因の1つに、血管障害があります。
血管が徐々に硬くなり、弾力性が低下して狭くなっていく動脈硬化が脳の血流を低下させていくことになりますが、その動脈硬化は高血圧や糖尿病、脂質異常症などによって引き起こされます。
内臓脂肪型肥満に高血圧や糖尿病、脂質異常症を伴ってくるのがメタボリックシンドロームです。
また、認知症になると活動量が減るようになり、それがメタボリックシンドロームを引き起こし、さらに血糖値や中性脂肪値、血圧などを上昇させて、血管を弱めていくことになります。

要介護や要支援の認定を受けている人の30%以上は、関節の病気や転倒による骨折が原因で、ロコモティブシンドロームが要介護や寝たきりと関係していることが分かっています。

ロコモティブシンドロームの状態になっている人と、このまま進めばロコモティブシンドロームになる予備軍の人は、日本人に多く、急激に増えており全国に5000万人もいると推測されています。

細胞の半分が入れ替わるのに要する期間を半減期といいますが、関節と軟骨は約100年もかかり、骨は約7年であるのに対して、筋肉のタンパク質は約48日となっています。
筋肉は負荷をかけていることで再生され、筋肉量が保たれているわけですが、寝たきりなどで負荷がかからない状態になると約48日で筋肉の細胞が半分も減ることを示しています。

筋肉は毎日合成され、そして毎日分解されています。
これは骨の細胞の新陳代謝と同様で、合成量が分解量を上回っていれば筋肉は増えるようになります。
筋肉を作るために必要なタンパク質を十分に摂取していても、年齢を重ねると筋肉量は減少する一方となります。

そのために、筋肉量は20歳代をピークに加齢によって減少を始め、50歳頃から減少傾向が大きくなります。
50歳から60歳では年間約1.5%、60歳以降は年間約3%ずつ減少していくといいます。

この筋肉量の減少が、年齢を重ねると代謝が低下していく大きな原因となっています。
50歳を過ぎた人が病気や怪我でベッドから動けない状態になると、筋肉量は1日ごとに0.5%も減っていくといわれています。
50歳代なら3日も動けない状態だと筋肉は平常時の1年分も老化する計算になります。

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