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内臓脂肪が生活習慣病を引き起こす

男性は内臓脂肪が蓄積されやすく腹部から太っていくのに対して、女性は皮下脂肪がつきやすいために腹部からは太りにくくなっています。
男性は内臓脂肪型肥満、女性は皮下脂肪型肥満とタイプ分けがされがちですが、皮下脂肪は蓄積される量に限度があることから、肥満症と診断されるほど太った場合には女性でも腹部に内臓脂肪が多く蓄積されてい
ます。

肥満症になると外面的な脂肪の蓄積だけでなく、血液中の脂肪の量も多くなっています。
「同じ体脂肪であっても、皮下脂肪は健康に大きく影響しないが、内臓脂肪は生活習慣病の要因になる」とよく言われます。

体脂肪は脂肪細胞の中に蓄積されたままではなく、体を動かしたり食事を減らして血液中の中性脂肪が不足した状態のときには脂肪酸に分解され、脂肪細胞の中から血液中に放出されます。
それとは逆に、血液中で余分となった中性脂肪は脂肪細胞の中に取り込まれて体脂肪として蓄えられていきます。

内臓脂肪は体を動かすことによって分解されやすく、内臓脂肪が減少した後に皮下脂肪が減少するという順番になっています。
「蓄積→分解→放出→蓄積」という流れがスムーズに行われていれば、血液中の中性脂肪の量は多くなりすぎず、血管に影響を与えて動脈硬化を引き起こすリスクも高まらないようになるわけですが、肥満状態では食事から摂る脂肪の量が多くはなくても、内臓脂肪から血液中に放出される脂肪酸が多くなります。
そのために、動脈硬化のリスクを高めることになります。

食品に含まれている中性脂肪と肝臓で作り出された中性脂肪が血液中の中性脂肪となっていますが、中性脂肪が血液中で多くなると血管壁に付着しやすくなり、血管が狭くなって、動脈硬化の要因となります。
血液中の中性脂肪が多くなると、ブドウ糖をエネルギーとして貯蔵するためにグリコーゲンに変換するホルモンであるインスリンの働きが低下することが知られています。
ブドウ糖は全身の細胞に取り込まれてグリコーゲンに変換されますが、中でもミトコンドリアが多く存在している筋肉細胞に取り込まれています。
インスリンの働きが低下するとブドウ糖が細胞内に取り込まれにくくなり、細胞の外側のブドウ糖が多くなっていきます。
ブドウ糖は血液中に戻って濃い状態になり、その結果、血糖値が大きく高まることになります。

インスリンの働きが低下して、ブドウ糖の取り込みが低下すると、膵臓から分泌されるインスリンの量が多くなり、これによってブドウ糖のグリコーゲンへの変換反応を進めようとします。
しかし、ブドウ糖の取り込み能力が低下したままだと、血液中にはインスリンが多い状態となっていきます。
こうして高インスリン血症になると、腎臓はナトリウムを盛んに再吸収するようになって、血圧が高まりやすくなります。

このように肥満は血管の負担を高める動脈硬化、糖尿病、高血圧へと繋がっていくことから、脳血管疾患(脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血など)や心疾患(心筋梗塞、狭心症など)の要因となっています。

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