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腸の働きが良ければM細胞の腸管免疫力がアップする

腸は胃と共に食物を消化し、体に栄養分を吸収するという働きがありますが、それだけでなく、体全体の状態を引き上げる力を持っています。

たとえば「血流」もその1つです。

全身の血流の良し悪しは、腸が活発に働いているか否かに左右されるのです。

腸管で吸収された栄養分は、血流に乗って肝臓へ行き、心臓を通じて全身に送り出されます。

つまり、栄養分の出発地点は腸であり、このときの血流の良し悪しが問題となるわけですが、それを決めるのは腸の蠕動(ぜんどう)運動なのです。

すなわち、蠕動運動が鈍くなると腸内の流れが悪くなったり、滞った状態になってしまい、いくら食べ物を取り込んでも十分な消化ができなくなってしまい、必要な栄養分を吸収できません。

すると、益々腸の蠕動運動が不活発になり、全身の血流も悪くなってしまいます。

「体温の保持」ということでも、腸は重要です。

腸の蠕動運動が鈍いと、体温保持のためにも使われている基礎代謝が低くなり、体温を保つことができなくなってしまいます。

加えて、体温が下がると免疫細胞が弱体化し、ガン細胞は元気になります。

ですから、体温を保持することは、とても大事なことなのです。

さらに、腸の働きが良ければ、腸の「M細胞の免疫力(腸管免疫)」がアップします。

腸には免疫細胞が集まった腸管関連免疫組織があり、腸管免疫を司っていますが、その腸管関連免疫組織の代表格であるパイエル板という組織で重要な働きをするのがM細胞です。

このように、腸は体力の回復と切っても切れない関係にあるのです。

そして「食べる」いう行為ができなくなったとき、腸は不全の状態に陥り、体は衰退へと向かいます。

また、何日間か食べない状態が続くと、腸の中で有毒物質が発生します。

この有毒物質は、体力回復に悪影響を及ぼすだけでなく、抗ガン剤の副作用を増長することが報告されています。

「食べる」 → 「腸を動かして、腸を元気にする」

この当たり前のことが、極めて重要だということです。

パイエル板の概念

腸管免疫システムの中心になっているのは、小腸の所々に存在するパイエル板です。

消化され低分子化した一般的な栄養素は、絨毛から吸収されるのに対し、アレルゲンとなるタンパク質や病原性微生物等の抗原は、パイエル板表面のM細胞から取り込まれることが知られています。

取り込まれた抗原は、マクロファージや樹状細胞に貪食され、T細胞に抗原の断片が提示されます。

T細胞は抗原の種類に応じて免疫細胞の活性、抗体産生、経口免疫寛容の誘導等を行います。

近年、感染症、アレルギー、炎症性腸疾患、自己免疫疾患などの予防及び治療に粘膜免疫システムが重要な役割を果たしていることが認識され、注目されています。

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