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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

葉酸による先天異常の予防

先天異常は、出生前に個体が発生してから発育の過程で起こった障害によってもたらされる、修復し得ない形態や機能の歪(ひず)みです。

特に妊娠初期に母体が遺伝子要因や環境の影響を受けると、胎児の発育が阻害され、異常が引き起こされます。

神経管閉鎖障害は、神経管が形成される妊娠4~5週頃に起こる胎児の先天性の脳や脊髄の閉鎖不全です。

神経管閉鎖障害には二分脊髄や脳瘤(のうりゅう)、脊髄瘤、無脳症などがあり、その発症に葉酸が関与しています。

我が国では、出生1万人に対して6人の割合で見られ、このうち3.2人は二分脊髄です。

神経管閉鎖障害の発症には、遺伝などの様々な要因が複合的に関係しており、葉酸摂取のみで完全に予防ができるわけではありませんが、葉酸の摂取によって発症リスクが低くなることが報告されています。

そのため、厚生労働省は平成12年12月に、神経管閉鎖障害の発症リスク低減に関する報告書を提示しました。

妊娠可能な女性に対して、妊娠の少なくとも1ヶ月前から3ヶ月まで1日0.4mgの葉酸をサプリメントから摂取するよう勧告しました。

これは通常の食事から摂取する葉酸に上乗せする量です。

尚、妊娠が判明してからの摂取でも効果が見られたとする報告もあります。

葉酸の摂取量は、女子大学生を対象とした調査で、1日平均0.19mgと報告されています。

このような葉酸不足の原因として、そもそもの摂取量が多くないこと、体内蓄積量が少ないこと、胎児期など成長の盛んな時期には多量に消費されることなどが挙げられます。

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