お悩み・症状・習慣別のサプリメント活用術

menu

サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

ヨーグルトでお腹の調子が良くなっても食べるのをやめれば元の状態に戻る

下図上段は腸内細菌のバランスが年齢につれて、どう変わるかを示したものです。

生まれた直後に急激に変化していますが、その後は成年期まで、ほぼ一定になっています。

腸内細菌数の推移

40代頃からの成年~老年期になると、悪玉菌(ウェルシュ菌)や日和見菌(大腸菌)が増え、善玉菌(ビフィズス菌)が減少するという変化が起こってきます。

年とともに腸内細菌のバランスが悪化してくるのです。

免疫系の機能が衰えてくると、日和見菌が悪玉に転換することもあり、腸内環境は益々悪化します。

たとえば、便やオナラの匂いが若い頃と変わってきたりするのは、そのせいです。

それだけ、腸管の解毒能力や排出機能が疲弊(ひへい)してきた結果と言えるでしょう。

それをなんとかしようと、腸内細菌を整える為にもヨーグルトを食べましょうという話を良く聞きます。

ビフィズス菌が入ったヨーグルトを食べると、多くは胃の酸で殺されてしまいますが、それでもいくらかは生き残って腸まで届きます。

そして腸内を流れて、肛門から排出されるまでは働きます。

しかし、それらの新しい菌が腸に常住することはありません。

腸内細菌のバランスが生後7日くらいで決まったあとは、腸壁はそれらで埋め尽くされるので、あとになって外から新しい菌を入れても、腸内には定着しないのです。

新しい菌が排出されてしまえばそれまでで、その菌の子孫も残りません。

ですから、市販のヨーグルトは食べ続ける必要があるのです。

いくらヨーグルトを食べてお腹の調子が良くなったと思っても、食べるのをやめれば、もとの状態に戻ってしまうからです。

それより、もともと腸壁に定着していた善玉菌を、いかに増やすかが重要です。

そのポイントになってくるのが、ラクトフェリンや食物繊維となります。

善玉菌の少ない人は、ラクトフェリンが含まれるサプリメントや食物繊維を摂取することで、善玉菌を増やすことができます。

ただ、腸内菌を調べても、少ない、というより、ほとんど検出できない人がいます。

本当に全く存在しないのかもしれませんが、だとしたらこれは異常です。

通常、人の一日の排便量は100~150グラムほどですが、そのうちの半分くらいは腸内菌の死骸です。

ところが、検便しても善玉菌の死骸が見つからないことがあり、また、そういう人に限って、ひどいアレルギー症状を抱えていたりするのです。

その理由として、風邪をひくとすぐに抗生物質を服用してきたとか、小さい頃から精製された糖質に偏った食事によって、食物繊維の摂取が少ないことが考えられます。

スポンサードリンク

関連記事

このブログに投票くださった方へ感謝