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発酵で生き延びるガン細胞

酸素がある状態で発酵を行なうガン細胞の特徴は、20世紀初頭にドイツの生化学者で、1931年にノーベル生理学・医学賞を受賞したオットー・ワーバーグによって発見されていました。

彼は、ガン細胞では細胞内呼吸というミトコンドリアで行なわれるエネルギー産生をダメージを受けているため、仕方なく発酵という手段でエネルギーを得ていることを実験で示しました。

細胞内のミトコンドリアという小器官(一細胞あたり数百~数万個)では、生命維持活動に必要なエネルギー産生が行なわれています。

具体的には、糖と酸素を材料として最終的にATPというエネルギー通貨を作り出します。(「ミトコンドリア細胞内呼吸」といいます)。

ガン細胞が行なっている発酵は、ミトコンドリアではなく、細胞質という場所で行われています。

この場合もATPというエネルギー通貨を作り出しますが、生命維持には十分ではなく、その数が圧倒的に違います。

したがって、ある細胞が、自らの細胞内にある多数のミトコンドリアにダメージを負えば、エネルギー産生に重大な危機が生じます。

そしてある臨界点を超えると細胞は生命活動を維持するエネルギーを産生できなくなる為ほとんどが死滅します。

しかし、細胞の中には発酵という手段を用いて盛んに糖の取り込みを高めることでエネルギー産生を行ない、かろうじて死滅から逃れているものが存在します。

そうです。 その細胞こそが「ガン細胞」です。

ワーバーグは、ミトコンドリアでの細胞内呼吸にダメージを受けていても発酵という手段で生き延びている姿だったのです。

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