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胃酸の濃度が低下し、十二指腸や小腸で腸内細菌が増大する傾向

消化管に関して、最近とくに話題になることが多いのは、腸内細菌でしょう。

腸内細菌数

上の図は、消化管内各部位における腸内細菌の分布を示しています。

左端に示した口中は雑菌の宝庫と言われ、大量の細菌の存在が確認できます。

それが胃に行くと急減するのは、胃酸によって多くが死滅するからです。

だから、胃の中は比較的、菌の数が少ないわけです。

次の十二指腸では、胃から送られてきたものに胆汁(たんじゅう)や膵液(すいえき)を混ぜて、さらに消化し、小腸に送ります。

細菌の数は、このあたりが最も少なくなります。

小腸は栄養の吸収を担う器官なので、細菌が少ないにこしたことはありません。

胃から離れるにしたがって、また細菌の数が増えていき、盲腸~直腸までの大腸になると、大腸菌やバクテロイデスをはじめ、細菌だらけになってきます。

これは腸内の空気との関係も影響しています。

腸内細菌のほとんどは、酸素があると死んでしまう嫌気性の菌です。

胃や十二指腸には、食事のとき一緒に飲み込んだ空気がそこそこあるので、酸素があっても生きていられる細菌が存在しますが、大腸になると酸素がほとんどなくなるため、嫌気性の細菌が一気に増えるというわけです。

このグラフが示す最も重要な点は、胃で胃酸が分泌され、口腔内や食物に含まれている細菌類をしっかり殺してくれているかどうか、というところです。

特に胃と小腸の中間にある十二指腸で細菌数がぐっと減少していることが、そのあとの吸収にとっては、とても大事になります。

ところが、最近、胃酸の濃度が低下し、十二指腸や小腸で細菌が増大する傾向があって、そのことが様々な問題を引き起こしていると言われているのです。

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