お悩み・症状・習慣別のサプリメント活用術

menu

サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

冷え症、シミ、シワ、免疫の低下は体内で鉄の働きが落ちたり、鉄不足が原因

40代からの栄養でキーワードになるのは、女性が「鉄」、男性は「亜鉛(あえん)」です。

まず、鉄から見てみましょう。

女性は、体内で鉄の働きが落ちたり、鉄不足になったりすると、冷え症、シミ、シワ、免疫の低下といった症状が起こってきます。

女性の冷え症は貧血に由来するという見方が主流ですが、貧血がなくても冷えは起こります。

言い換えれば、「貧血がないから、鉄不足ではない」とは言い切れないのです。

これを医学の分野では、「潜在性の鉄欠乏」と呼んでいます。

それが冷え症の原因になったり、肌にシミを作ったりするのです。

人間の体温維持には、「ATP(アデノシン三リン酸)」という物質が関与しています。

私の書いた記事でもこれまで「エネルギー」という言葉を使ってきましたが、正確には、ATPがエネルギーの源になっています。

すべての細胞は、このATPをエネルギー源として使い、活動した結果、体温維持や代謝、成長などが行われています。

ATPは細胞の中にあるミトコンドリアで作られます。

そして、ミトコンドリアの中には鉄が保存されています。

たとえば、過度なダイエットなどで鉄分が不足すると、ミトコンドリアに蓄えられていた鉄が使われて減っていきます。

鉄が減ればATPを十分に作れなくなるので、体温を維持することができず、冷え症が起こってくるのです。

鉄不足がもっと進むと貧血になりますが、冷え症はその前に起こる現象です。

また、肌のシミの元は、紫外線が当たったときの防御反応によって作られたメラニン色素です。

通常、不要になった色素は、「カタラーゼ」という酵素が消し去ってくれます。

そのカタラーゼが働くためにも鉄が必要です。

鉄が不足すれば、カタラーゼの活性も落ち、メラニン色素を消しきれなくなります。

それがシミとなって肌の表面に残るのです。

これも、貧血になる前から起こりはじめます。

一方、シワは、コラーゲンの合成が低下するとできます。

コラーゲンの合成にも鉄が必要で、鉄が足りなくなってくるとコラーゲンの合成速度が遅くなるのです。

そうしてコラーゲンが少なくなると、皮膚の下の水分保持が十分に出来なくなり、乾燥してシワができる、という仕組みです。

また、先程、カタラーゼという酵素は、シミを消すだけでなく、免疫にも関係しています。

したがって、鉄があってカタラーゼが十分に働けば、粘膜が丈夫になります。

反面、鉄が足りなくなってくると免疫力が落ちて、風邪などをひきやすくなるのです。

このように、女性にとっては鉄がとても重要なミネラルで、「月経が始まってからは、鉄との闘いだ」と説く学者もいるほどです。

スポンサードリンク

関連記事

このブログに投票くださった方へ感謝