お悩み・症状・習慣別のサプリメント活用術

menu

サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

糖質の吸収後のゆくえ

食事直後の糖質の貯蔵

小腸で吸収された単糖類は肝臓に運ばれ、フルクトースとガラクトースはグルコース(ブドウ糖)に変わります。

グルコースの一部は肝臓にグリコーゲンとして貯蔵されるほか、血中に出て全身に運ばれ、主にエネルギー源となります。

血中のグルコースが増える(血糖値が上昇する)と、膵(すい)臓からインスリンが分泌されます。

インスリンは筋肉や脂肪組織へのグルコースの取り込みを促進し、血糖値を下げます。

筋肉に取り込まれたグルコースはグリコーゲンとして、脂肪組織に取り込まれたグルコースは体脂肪として貯蔵されます。

このようにインスリンの作用により、食後の過剰なエネルギーは肝臓、筋肉、脂肪組織に一時的に蓄積されます。

血糖の維持

血糖はエネルギー源として絶えず必要なもので、その濃度はいつも一定に保たれています。

食後しばらくして血糖値が低下すると、インスリンに代わって膵臓からグルカゴン、副腎からアドレナリンやグルココルチロイドが分泌されます。

これらのホルモンは、肝臓のグリコーゲンを分解してグルコースを血中に送り、血糖値の低下を防ぎます。

さらに食事や肝臓グリコーゲンから直ぐに血糖が取り込めないときは、アミノ酸などからもグルコースを合成します。

脳、神経系は、脂肪酸をエネルギー源として利用できません。

そこで脳の活動には血糖値の維持が欠かせません。

グルコースからエネルギーを作る仕組み

グルコースは1gは、体内で4kcalのエネルギーになります。

その仕組みは複雑ですが、グルコースは細胞内で多くの酵素による反応を受け、まずピルビン酸になり、最終的に二酸化炭素と水に分解されます。

この過程でエネルギーが生み出され、生命現象を営むために利用されるのです。

1分子のグルコースが2分子のピルビン酸に分解されるまでを解糖系といいます。

激しい運動をすると体内は酸素が足りない状態になり、ピルビン酸は乳酸になります。

酸素がないときのエネルギー源として、解糖系は運動時の筋肉にとって重要な働きをします。

体内に酸素が十分にあるとき、ピルビン酸はアセチルCoA(アセチルコエンザイムA
)を経て二酸化炭素と水に分解されます。

この過程はTCAサイクルと呼ばれ、大量のエネルギーが獲得できます。

解糖系とTCAサイクル

クエン酸回路

解糖系では、グルコースは2つに分解され、2分子のピルビン酸または乳酸が作られます。

この過程は無酸素的に進み、2分子のATP(アデノシン三リン酸)が生成します。

TCAサイクルで、ピルビン酸は3分子の二酸化炭素に分解されますが、その過程で水素が取り出されます。

この水素は電子伝達系に送られ、最終的には酸素と結合して水となります。

この過程でピルビン酸1分子から15分子のATPが生成します。

TCAサイクルを進めるには、呼吸からの酸素の供給が必要です。

強度の強い運動時などで酸素の供給が不十分であるとき、ピルビン酸はTCAサイクルに入っていけません。

そのときピルビン酸は乳酸に変わり、代謝は解糖系でストップし、疲労物質の乳酸が蓄積されます。

スポンサードリンク

関連記事

このブログに投票くださった方へ感謝