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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

タンパク質類の種類

タンパク質、ペプチド、アミノ酸は筋肉や臓器などの体組織を作るだけでなく、独自の生理調節機能を持っています。

タンパク質・ペプチド類

【コラーゲン】

体内に最も多く存在するタンパク質で、皮下組織では酸素や栄養を皮膚に供給し、ハリのある状態を保ちます。

骨では骨粗しょう症や骨折を防ぎます。

目の水晶体や角膜にも存在し、眼精疲労の改善や老眼予防にも役立っています。

【カゼイン】

牛乳のタンパク質の約8割を占めています。

腸管内で種々のペプチドに分解され、カルシウムの吸収を良くします。

また、消化管の消化吸収能を高め、免疫系を活性化します。

栄養補給を目的に、栄養補助剤として使われています。

【小麦アルブミン】

腸内ではデンプンの消化吸収を遅らせ、食後の急激な血糖値上昇を抑えます。

インスリンの分泌を減らし膵臓(すいぞう)の負担を軽くするため、糖尿病用の特定保健食品(トクホ)として認可されています。

【グリシニン】

大豆タンパク質の半分以上を占めています。

穀類に少ないリジンやトリプトファンを含む良質タンパクで、血中脂質を改善します。

【ラクトフェリン】

乳汁、唾液、涙などの分泌液に含まれる糖タンパク質です。

鉄と結合しやすく、腸内で鉄イオンと結合します。

ウイルスは鉄が利用できなくなり、成長を止め、抗菌作用を発揮します。

抵抗力の弱い乳児の感染症を防ぎ、成人においても免疫強化、炎症の抑制に働きます。

【レクチン】

細胞膜の表面にある糖タンパク質や糖脂質と結合し、細胞を活性化して免疫力を高めます。

ウイルスや有害な細菌の持つ糖複合体と結合することで、ウイルスの増殖を防ぎ、感染症を予防します。

【カゼインホスホペプチド(CPP)】

カゼインからできたペプチドで、腸管内でカルシウムや鉄の吸収を高める作用があります。

カルシウムや鉄と一緒にとると、骨粗しょう症や鉄欠乏性貧血を予防します。

アミノ酸類

【タウリン】

肝臓、筋肉、脳、心臓などに高濃度で含まれます。

肝臓ではコレステロールとともに胆汁酸の合成に使われ、小腸に分泌されて、脂質の消化吸収に重要な役割をしています。

胆汁酸の分泌が増えると、血中のコレステロール値も下がります。

脳内では※神経伝達物質として作用し、交感神経を抑制し高血圧を改善します。

※神経伝達物質・・・神経細胞の軸索末端から放出され次の細胞に情報を伝達する化学物質です。伝達物質は神経細胞の種類によって、アセチルコリン、ドーパミン、アドレナリンなどがあります。

【γ – アミノ酪酸(ギャバ)】

グルタミン酸から生成される神経伝達物質で、イライラや不安を鎮め精神を安定させます。

交感神経を抑制し、血圧を低下させます。

脳への血液循環を良くして酸素の供給を高め、脳を活性化します。

【グルタミン】

リンパ球や腸粘膜細胞など増殖の速い細胞の機能を守り、特に、消化管から生体内への細菌の侵入を防ぐ免疫機能の活性化に役立っています。

筋肉に多く含まれており、消化管の手術時には、筋肉から動員され、組織の修復や体のエネルギー源として利用されます。

運動後のアミノ酸補給などを目的に、サプリメントとしても用いられます。

【オルニチン】

アミノ酸ですが、タンパク質の合成に利用されません。

尿素回路を構成する物質であり、有害なアンモニアを尿素に変えて尿中に排出します。

成長ホルモンの分泌を良くし、筋肉増強、免疫作用を高めるという報告があり、サプリメントに利用されています。

【シトルリン】

アミノ酸ですが、タンパク質の合成に利用されません。

尿素サイクルを構成する物質であり、尿素の生成に関わっています。

抗酸化作用や一酸化窒素の産生を促す作用があります。

一酸化窒素には血管を広げ、血流量を増やす働きがあり、筋肉増強、運動機能増強、冷え症の改善、むくみの防止、動脈硬化抑制作用などが期待できます。

【その他のアミノ酸】

チロシンから、ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンなどの神経伝達物質や甲状腺ホルモンが合成されます。

また、グリシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、γ – アミノ酪酸は、中枢神経系では神経伝達物質として働きます。

バリン、ロイシン、イソロイシンは、主に筋肉で代謝されることから、運動後の筋疲労の回復や筋肉の修復に有効なサプリメント、術後浸襲期のタンパク質栄養を改善する輸液としても用いられています。

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