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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

栄養療法によるアレルギー疾患対策

アレルギーとは、あるものに対して過敏に反応する状態。免疫反応が関係するものをいいます。

免疫とは、体を守るための防御システムですよね。

体内に入ってきた異物(細菌やウイルス)に対して、体は抗体を作って対抗しているのです。

さて、このアレルギーは、もともとはこの抗体を作りやすい体質の人、つまり遺伝的なものでしたが、最近はアレルギー患者は確実に増えています。

たとえば、アトピー性皮膚炎は、乳幼児で10~15%といわれており、10年間で1~1.5倍に増えています。

そして食物アレルギーは乳児の10%くらいにあるとされています。

そして最近のアレルギー疾患の増加は、環境の変化が影響しているといわれています。

住宅環境によりダニやカビが増える、食品流通や食生活の変化で洋風の食事や食品添加物が増える、皮膚に厳しい乾燥環境が増える、感染症の病気が減って体の免疫反応がアレルギーの起こりやすい方向に傾く、などが挙げられています。

では、治療法は?

残念ながら、たとえばアトピー治療を見ると、日本では欧米に比べて大きく遅れをとっています。

欧米では、病気を治すのではなく、症状を抑えつけ、身体に備わった治癒力が働くチャンスを奪ってしまうステロイド剤などを使用するのではなく、食事療法や栄養療法といった他の根本的な治療の研究が進んでいます。

栄養療法の権威であるアメリカのジョナサン・ライト博士は、「自分が治療したアトピー患者で、治癒しなかった者は数人しかいない」と述べています。

また、イギリスのステファン・デービーズ博士は、「私のクリニックを訪ねるアトピー患者の大部分は、症状が100%治まり、完治します。私にとっての問題はアトピーを治せるか治せないかではなく、どれだけ早く治せるかということなのです。」とコメントしています。

彼らがチェックすることは、次の4点

1.何がアレルゲン(アトピーを起こす原因物質)になっているのか?

2.タンパク質がうまく消化されているか?

3.腸の壁が漏れやすくなっていないか?

4.白血球が過敏に反応しやすくなっていないか?

「1.何がアレルゲン(アトピーを起こす原因物質)になっているのか?」は血液検査で、100種類前後の食品の反応を調べます。

食品アレルギーは様々なカタチがあり、全て目に見えるカタチでアレルギー反応が表れるとは限りません。

病気の原因を探っていくうちに、最後に食品アレルギーに行き着く例も決して珍しいことではありません。

ジョナサン・ライト博士は、彼のクリニックに訪れる患者に対して、「患者のほぼ半数は食品アレルギーを解決することで症状に改善がみられる」と言っています。

具合が悪いけど、原因が分からないという人は隠れた食物アレルギーかも?

記事の最後に自己チェック表を載せました。

気になる方は、自己チェックしてみてください。

「2.タンパク質がうまく消化されているか?」の検査は胃液や消化酵素の分泌量を調べます。

ジョナサン・ライト博士の経験ではアトピーや喘息のかなりの方に胃液の不足がみられ、彼はこのような方にビタミンB₁₂ を与えて非常に効果をあげているそうです。

「3.腸の壁が漏れやすくなっていないか?」は腸漏れについてですが、腸漏れがあると栄養素が吸収されず、体の内外に様々な症状が出てきます。

老化の1つの原因でもあるんですよ。

彼らは、乳酸菌の摂取を第一に薦めています。

最後に「4.白血球が過敏に反応しやすくなっていないか?」について説明します。

白血球はもともと体を守るために戦ってくれる細胞。

しかし、アレルギー患者の場合には、逆に自分の細胞が自分の白血球に痛めつけられています。

この原因にも実は栄養素が関わっているのです。

アトピーやアレルギーを起こす脂肪酸としてはリノール酸が有名です。

反対にガンマ・リノレン酸(月見草油に多い)、アルファ・リノレン酸(アマニ油に多い)、EPA、DHAなどはアレルギー反応を抑える効果があります。

では、日頃から注意することとして、やはり第一は日々の食事に気を付けることが大切でしょう。

  1. 動物性の食品は控え、食物繊維の豊富な野菜、果物、精製していない穀物を積極的に食べる。
      具体的には、白米よりも玄米を、食パンよりもライ麦パンを、そして肉より魚や新鮮な野菜を。
      つまり、「伝統食」に出来る限り近づけることが栄養療法の第一歩です。
  2. 消化酵素や胃酸の分泌を助けるために、良く噛んで、ゆっくり食事をする。
  3. 腸内の有害物質を体内から排除して綺麗にするために、食物繊維を長期的に摂取する。
  4. ビフィズス菌やアシドフィルス菌、オリゴ糖などの乳酸菌を摂取する。
  5. 高リノール酸の植物油を避ける。
  6. EPA、DHAのサプリメントを摂る。
  7. ビタミン、ミネラルを積極的に摂る。

毎回の食事で有害な物質が加えられたり、栄養素をロスしていたりする食品を口にする機会が非常に多い現代。

栄養療法では、サプリメントを積極的に用います。

それは、サプリメントで毎日の食事から不足してしまう部分を補うという目的と、普通に食品から摂取することができるレベルの栄養素の量より少し多い栄養素を摂取することによって、ある種、薬品に近い薬理的な働きを期待できるからです。

私が愛用しているサプリメントは、この栄養療法の考えに基づいて設計されていますので、栄養素が高配合されているのです。

隠れアレルギーを自己チェックしましょう

チェックが3つ以上ならアレルギーかも・・・。

気になる方は、アレルギーの有無を専門医で調べてもらってくださいね。

  • 1ヶ月に少なくとも一度は頭痛におそわれる。
  • それほど激しい運動をしなくても、息が苦しくなる。
  • タバコの煙、香水、化学薬品の匂いに過敏に反応する。
  • 一年中鼻がつまったり、鼻水が出たりしている。
  • すぐに目がかゆくなる。涙目になる。
  • 発疹、蕁麻疹(じんましん)が出やすい。
  • 女性の場合、月経時の出血が多い。
  • 手足の筋肉が痛んだり、引きつったりしやすい。
  • 疲れやすい。
  • 気分が落ち込みやすい。
  • 考え事をしようとしても、頭の中に霧がかかったようになる。
  • 集中したり、決断できない。
  • 食後に胃のあたりが痛む
  • ガスが溜まっているような感じがする。
  • 下痢、または便秘をしやすい。
  • 関節が痛む。
  • ささいなことで不安になったり、怒ったりしやすい。
  • 人より早く花粉症になり、いつまでも治らない。
  • カビに過敏に反応しやすい。特に暗く湿っぽい場所で、その傾向が強い。
  • 食後に脈拍が速まったり高まったり、心臓の鼓動が不規則になったりしやすい。
  • 1年に2回以上、風邪などの感染症にかかる。

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