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ストレスにおける体内の状態、および対策と予防について

精神的に参ると身体にも不調が出やすいことは、誰もが経験していると思います。

身体がストレッサーの種類に関係なく、体内では同じような反応が起こります。

すなわち身体の様々な機能を調整する自律神経に狂いが生じます。

自律神経は、「興奮」を司る交感神経と、「リラックス」を司る副交感神経、この拮抗する2つの神経系から成り立っています。

正常である場合には、各々のバランスが時と場合により潤滑に、そしてバランスよく働いており、身体に支障が出にくい健康な状態と言えましょう。

夜は眠くなり、朝には起きて仕事に出かける、そんな人間が本来持っている身体のリズムが保てている状態です。

しかし、ストレス下においては、この状態を保てず、身体の機能に狂いが生じてきます。

毎日激務で過度な緊張状態が続くと(交感神経優位)、自律神経のバランスが崩れ、潤滑に副交感神経へとスイッチしづらくなり、身体本来のリズムを保つ事が出来なくなってしまうのです。

さらに、この交感神経優位の状態が慢性的に続くと、血液中に顆粒球(白血球である好中球、好酸球、好塩基球の総称)が放出され続けている状態になります。

顆粒球には活性酸素が含まれておりますので、過剰に産生された活性酸素が細胞に対して攻撃を続ける、身体にとって非常に忌々(ゆゆ)しき状態となります(酸化ストレス)。

攻撃を受けた細胞はもちろん、その細胞が構成している器官系にも疾患が生じてしまいます。

血管・心臓などの循環器系、また血液やホルモンなどの内分泌系に支障が出ると、いわゆる生活習慣病を引き起こし、脳血流や脳細胞へのダメージから神経伝達物質の産生バランスが崩れて、鬱(うつ)病のような精神的疾患を引き起こす原因にもなります。

現代は、ストレスになる様々なストレッサーが容赦なく襲いかかる状況ですので、交感神経が過度に働くことが多いと思います。

慢性的にその状態が続くことで、ゆくゆくは大病を引き起こすことが明確となっているからこそ、その予防と対策は是非、知っておくべきではないかと考えます。

ストレスという状態に対しての対策と予防

ストレスを感じるとき、誰もが心身の落ち着きを求めます。

仕事や人間関係において疲労を感じると、趣味に興じたり、エステに通ったり、買い物に出かけたりと、なんらかのストレス解消法で発散するかと思います。

その方法に違いはあっても、行っていることは全てリフレッシュを司る副交感神経を刺激しているという点において同じです。

それは、人が本来持っている防衛本能による自然な反応なのです。

そして、その最たる本能行動といえば、人を始めとする脊椎動物が誕生してから常に行ってきた「睡眠」であり、それが副交感神経を刺激し、自律神経の調整を行う最適の方法なのです。

快楽や多忙によって、疎(おろそ)かにしがちな睡眠ですが、これが一番ストレスを招く状況と言っても過言ではありません。

単に「睡眠時間」をしっかり取る事が重要と言っているわけではありません。

量ではなく、質が問題となります。

如何(いか)に「良質な睡眠」が取れるか、ここが重要なポイントです。

それでは「良質な睡眠」とは一体どのような睡眠なのでしょうか。

結論を言えば、目覚めた時、精神的・肉体的に疲労感が無く、リフレッシュした状態であれば、それは「良質な睡眠」をしたと言えるでしょう。

それにはある程度の(個人差による)睡眠時間、睡眠の深さというものが必要となります。

肉体の疲労については、それこそ、その度合いによって、回復に要する時間はマチマチでしょう。

しかし、心身の疲労と連動した脳の疲労は時間よりも質、つまり睡眠の深さが重要となります。

睡眠の深さには、いくつかのステージがあります。

睡眠は脳波と眼球運動のパターンによって区別されます。

大きく分けると、皆さんも一度は耳にした事があるかと思いますが、急速眼球運動が行われているレム睡眠(いわゆる眠りの浅い状態)と、その運動が行われていないノンレム睡眠(眠りの深い状態)があります。

実は、このノンレム睡眠には、さらにステージが、その脳波の違いにより分かれています。

とくに、眠りの深いステージを「徐波(じょは)睡眠」と呼び、そのステージへ如何に早く到達できるか、そしてそのステージに如何に長く留まることが出来るかが、睡眠の質改善に繋がります。

つまり、睡眠時間がたとえ短くとも、深いステージでの睡眠が出来ていれば、良質な睡眠を取ったことになります。

そして、この良質な睡眠を取るためには、自律神経のリズムを意識することが大切です。

興奮と抑制を身体へ働きかける栄養成分と、そしてそれらを時と場合に応じて使い分けが出来るように働きかける栄養成分を考える事が、栄養面からのアプローチとして最大のポイントとなるでしょう。

また忘れてはならないのは、その睡眠という健康を守る身体の土台をしっかりと整えることが必要になります。

興奮と抑制を働きかける成分を考えるときには、脳と身体それぞれに働きかけるものを区別することで、さらに効率が上がると考えます。

たとえば、脳内におけるリラックス成分で有名なGABAですが、直接摂取による恩恵は脳にも身体にもあると言われています。(脳関門は通過できないが、腸にあるGABA受容体を刺激することで脳内での産生がアップすると考えられている。)

またグルタミンのように、脳へ到達することができ、さらには脳内において興奮性のグルタミン酸と抑制性のGABAに代謝されますが、そのバランスが神経の安定を維持するために重要となります。

ストレッサーによって産生された活性酸素に対しての対策と予防

ストレス下における状態を改善しても、生活をしていく中で新たなストレッサーというのは無限に湧き出てきます。

ストレッサー自体をゼロにすることは不可能ですが、それによって発生する、実質的な身体への害でもある過剰産生された活性酸素は、抑制することが出来ます。

活性酸素自体は、免疫系において人の身体になくてはならないものであることは、活性酸素の「過剰産生」とその「慢性化」が大きな問題の通りです。

ただ、過剰に産生されることで、本来、異物をターゲットにしていた活性酸素が自己の細胞を攻撃し始めてしまうことが問題なのです。

抗酸化物質は、この活性酸素を無害化する反応を有しています。

抗酸化物質の種類によって、そのプロセスは変わります。

電子や水素を与えることで直接的に無害化するものであったり、分解代謝によって無害化する抗酸化酵素を体内で生成するための材料として間接的に働いたり、と分類されます。

前述のとおり活性酸素も、その組成によって(その定義により変わります)、いくつかの種類に分類され、それらに対応する抗酸化物質が多種存在するということから、ひとつの抗酸化物質で全ての活性酸素を片付けることは到底できません。

活性酸素を大きくカバーするために、数ある抗酸化物質の中でも押さえて頂きたいものは、ビタミン類、ミネラル類、ファイトケミカルです。

ビタミンCやEのように、直接的にも間接的にも抗酸化作用を有するものは鉄板であり定番です。

体内で生成される抗酸化酵素(SOD / スーパーオキサイドディスムターゼ)は、その生合成にタンパク質とミネラルが必要になります。

亜鉛やセレン、鉄などはまさにその代表であり、普段から摂取しなければ不足がちになってしまう栄養素です。

そして、自然の力を借りましょう。

植物が生命を保つために持っている、植物が紫外線や虫などの外敵から身を守るために、自ら作り出す栄養成分・ファイトケミカルを是非忘れないようにしていただきたいと思います。

ポリフェノール類、フラボノイド類、カロテノイド類、レスベラトロールなどといった耳にしたことのある植物由来の成分は、ファイトケミカルに属します。

これらのことから、酸化ストレス下における対策として、栄養面からアプローチするのであれば、抗酸化物質を摂取することをお勧め致します。

それも、どのような種類の活性酸素をターゲットとして配合しているか、それを考えた上で複数のファイトケミカルが配合されている製品が望ましいです。

(注意:ここで使っている活性酸素という言葉は、活性酸素種を含めたものとします。)

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アルギニン・シトルリン・オルニチンとは

アルギニン・シトルリン・オルニチンは、体内において「解毒」に関わっているアミノ酸です。

タンパク質を摂り過ぎると、肝臓に負担が掛かると言われますが、これは体内で分解されたタンパク質から、毒性のあるアンモニアが産生するためです。

肝臓はこのアンモニアを無毒化し、尿として排出する役割を持っていますので、その負担が大きくなると肝臓が疲弊してしまいます。

この代謝回路でアンモニアの分解に働いているのが、これら3つのアミノ酸です。

またオルニチン回路では、代謝物として一酸化窒素(NO)が産生されます。

オルニチン回路

これは血流を促す神経伝達物質ですが、心臓に負担を掛けません。

また身体の自然のサイクルに沿った働きをするので、危険な副作用を伴うことがなく血流改善が図れます。

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