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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

「精製塩は体に悪い」「自然塩は体に良い」は科学的に証明されていない

水と同様、人間が生きていくうえで欠かせない「塩」。

その塩をめぐり、「ミネラル豊富な自然塩が健康に良い」とか、「精製塩を食べていると、脳卒中などの病気の原因になる」といった噂が囁かれています。

実際、様々なミネラル成分を含むとされる“ブランド塩”は値段が高いにも関わらず、自然食にこだわりを持つ人や、健康に関心の高い人たちを中心に人気が高いようです。

自然塩が支持される理由は、「ヒトの体液の組成は海水に近いので、自然海塩に含まれるミネラルは体に良い働きをする」などと説明されています。

しかし、この主張には疑問を投げかける声も少なくありません。

そもそも、1日の食塩摂取分から、体に入るミネラルは、ごく微量なものにすぎません。

加えて、自然塩に含まれる海水由来のミネラルは、他の食物からも摂ることができるものが多いです。

そしてもうひとつ、日本の塩田が廃止され、化学工業的な製塩法に切り替えられた年代と、病気の増加率に相関性が見当たらないことも指摘されています。

海水から純度の高い塩化ナトリウムを取り出す技術「イオン交換膜法」が開発され、精製塩の生産が始まったのは、1962年のこと。

以降、塩田は次第に減り、1972年には塩田製法による塩は姿を消しました。

つまり、それ以降は、精製塩に切り替わっていったことになります。

もし、精製塩が体に有害なら、高血圧と関係の高い脳血管疾患の患者は劇的に増えたはずです。

ところが1970年代以降、それらの病気が増えたという事実はないのです。

だからといって、精製塩が健康に良いとは限りません。

言えることは、精製塩が健康に悪いとも、自然塩だから体に良いとも、科学的にも疫学的にも証明されていないということです。

ただし、自然塩には、にがりなどの成分が含まれているため、複雑な深みがあり、塩気もまろやか。

料理をおいしく食べるためには、精製塩ではなく、自然海塩に軍配が上がると言えます。

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