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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

オリーブオイルはリノール酸が少なく加熱などの酸化にも強いので普段使いにオススメ

脂質には、高性能のエネルギー源としての働きばかりではなく、コレステロールとして細胞膜を作り、脂肪酸として細胞の形や柔軟性を決めるという、身体にとって、とても重要な役割があります。

細胞の内と外との情報交換の決め手となるのは、細胞膜の形と柔軟性です。

その意味では、細胞の機能は脂質で決まるとも言えるほどなのです。

また、脳の機能面においても、脂質の果たす役割は大きいと言えます。

脳の神経細胞には、「軸索(じくさく)」と呼ばれる突起と、それを覆(おお)う「ミエリン鞘(しょう)」という部分があります。

神経細胞 ミエリン 軸索

この2つの器官で情報伝達の速度を規定しているのですが、これらを作っているのも脂質なのです。

ただし、脂質にはいろいろな種類があって、特に40代からは使用を制限したほうがいいものがあるので、まず種類と役割を整理しておきましょう。

脂質の成分である脂肪酸は、大きく「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分かれます。

脂肪酸の分類

不飽和脂肪酸で重要なのは、「オメガ3」系と「オメガ6」系です。

両方とも体内では生成できない必須脂肪酸なので、食材から摂取しなければなりません。

必須となっているのは、細胞膜やホルモンを作る原料となるからです。

かつて「リノール酸神話」というものがありました。

植物性油のほうが健康に良いと言われ、お中元商品としてもテレビで盛んに宣伝されたのです。

その名残(なごり)もあり、日本人の摂取する油はリノール酸の多いオメガ6に偏(かたよ)っているといえます。

今、揚げ物、炒め物に使用される油は、サフラワー油(紅花油)やごま油など、ほとんどがオメガ6系と言っていいでしょう。

また、オメガ3系の魚油(ぎょゆ)を多く含む魚(マグロ、サバなど)の摂取量が減ったことでも、オメガ6系が占める割合が多くなっています。

体内では、この両者のバランスが取れていないと、細胞の機能が落ちてしまいます。

特に40代からは、オメガ3系を積極的に増やすか、オメガ6系の量を減らして、バランスを整えるべきです。

オメガ3系の α – リノレン酸(シソ油、亜麻仁油=あまに油)は、酸化や熱に弱いので、調理用としては、なかなか使いにくいところがあります。

やはり、魚類を積極的に摂るのがオススメです。

オメガ6系の比率を下げるには、出来るだけリノール酸の含有量が少ない油を選ぶことです。

植物由来でも、オリーブオイルはリノール酸が少ないし、加熱などの酸化にも、かなり強い油です。

普段使いの油としては、オリーブオイルが良いでしょう。

リノール酸は豆腐や鶏卵など、他の食材にも含まれているので、普通に食事を摂っていれば、オメガ6系の必要量に不足することはほとんどありません。

飽和脂肪酸は肉やバターなど、動物性の脂に多くなります。

バターは身体にとって特に悪影響はありません。

カロリー不足の人はバターを料理に上手に取り入れましょう。

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