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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

セレンの主な働き

  • 酵素の成分として過酸化物を消去
  • 水銀、カドミウム、砒(ヒ)素の毒性軽減

過酸化物質から体を守る

摂取したセレンは、小腸上部から吸収されます。

体内のセレン量は尿中への排泄量によって調節されています。

成人の体内に約13mg含まれます。

セレンは、強い抗酸化作用を持つグルタチオンペルオキシダーゼという酵素の構成成分となっており、体内の過酸化物質から細胞を守っています。

またセレンはイオウ、砒(ヒ)素、カドミウム、水銀などと生体内で※拮抗作用を示し、それらの毒性を軽減させます。

拮抗作用・・・カドミウムなどの毒性を示すミネラルは細胞の特定の受容体と結合し作用しはじめます。セレンはこれらのミネラルと受容体との結合を妨害しますが、これを拮抗作用といいます。

セレン含有の少ない土地では欠乏症が起こる

食事から摂るセレンの量には、その地域の土壌に含まれるセレン濃度が大きく影響しており、土壌中のセレンが低い地域ではセレンの欠乏症がみられます。

中国の北東部から南西部にかけて見受けられる克山(クーシャン)病はセレン欠乏が関係しています。

セレンを多く含む食品

魚介類や肉、豆類などに広く含まれています。

一食当たりの含有量(μg)
【肉】
豚腎臓(マメ1個=100g)・・・240

【魚介】
アンコウの肝(1切れ=30g)・・・60
タラコ(1/2本=25g)・・・33
クロマグロ(刺身6切れ=80g)・・・88

【豆】
レンズ豆(乾)(1回量=30g)・・・16

セレンの欠乏症と過剰症

【欠乏症】

克山(クーシャン)病といわれる心筋壊死(えし)と伴う心疾患があります。

そのほか、貧血、関節炎、成長阻害、筋肉萎縮、不妊症、免疫力低下、癌(がん)の発症リスクの上昇などがいわれています。

【過剰症】

土壌のセレン濃度が高い地域では、セレン中毒による脱毛や爪の変形、免疫機能の低下がみられます。

セレンの上手な摂り方

食品中ではセレンはタンパク質に結合しており、藻類(そうるい)、肉、魚、卵に豊富に含まれています。

日本の土壌では、普通の食生活で不足する心配はありません。

日本の平均摂取量は約100μgとされ、上限量との差が少ないので、サプリメントなどでの過剰摂取に気をつけましょう。

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