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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

老化予防のミネラル「セレン」の摂り過ぎで脱毛、しびれ、嘔吐の症状に

体に必要不可欠な栄養素でも、摂り過ぎると害になるものがあります。

“老化予防のミネラル”と呼ばれる「セレン」も そのひとつで、特に摂取量には注意したほうがいいです。

セレンの主な働きは、体を酸化から守る酵素「グルタチオンペルオキシダーゼ」の材料となることです。

その酵素が、他の抗酸化物質と一緒に働いて活性酸素を無害化し、シミ・シワを予防し、動脈硬化、がん予防効果も期待できるといいます。

しかし、日本人の場合、セレン不足になることは、ごく稀(まれ)です。

そもそもセレンは必要量が少ないうえ、日本の土壌にはセレンが多く含まれています。

そこで育った野菜や家畜の肉を食べていれば、必要量を十分満たすことができるのです。

そのうえ、サプリメントを飲んでいると、過剰症のリスクが高まってしまいます。

厚生労働省が設定したセレンの推奨量は、1日あたり男性30μg(マイクログラム)、女性25μg。

一方、上限は、年齢にもよりますが男性300μg、女性230μg。

推奨量と上限には10倍程度の差がありますが、1μgは1/1000mgという ごく小さな単位。

サプリメントで過剰摂取すると、体外への排出が間に合わず、脱毛、しびれ、嘔吐といった中毒症状が生じる恐れがあります。

アメリカでは2008年、セレンが高濃度に含まれるサプリメントを飲んだ人が中毒症状を起こした事例が報告されました。

それを受けて、日本でも調査を行ったところ、推奨量の25μgを超えるサプリメントが多数流通していることが分かりました。

一方、日本人の食事によるセレンの平均摂取量は、1日あたり100μg。

一部の含有量の多いサプリメントを飲み続けると、上限量を超えてしまう可能性もあります。

セレンは藻類、魚介類などの海産物や、肉、卵、ネギ、蕎麦(そば)に多く含まれていますので、サプリメントに頼らず、食事から摂りいれるようにしたいものです。

抗酸化パワーを高めるには、同じ抗酸化物質のビタミンCやEを豊富に含む食べ物と一緒に摂るとより効果的です。

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