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赤血球が楕円形になったのは進化の意志

私達の体には、臓器や組織をつくる細胞以外に、それらの細胞をサポートする脇役の細胞もたくさん存在します。

その1つが赤血球です。

人体には赤血球が20兆個も存在し、人の体をつくる細胞の3分の1にあたります。

赤血球の仕事は酸素を運ぶことです。

心臓の力強い拍動により、赤血球は足の先でも10秒ちょっとで到着します。
 
しかし、毛細血管で大きくスローダウンするのです。

実は、毛細血管の直径は5マイクロメートルなのに対し、赤血球は8マイクロメートル。

赤血球のほうが1.6倍も大きいのは何故でしょうか。

それは酸素を効率よく供給するためです。

赤血球は円盤型の形状をしていますので、狭いところではグニュッと変形して細長くなり、通り抜けることができます。

血管壁とこすり合わせる部分を増やすことが、スムーズに流れるより酸素を供給するには理にかなっているのです。

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ほぼ全ての細胞は「核」という形で、台本である遺伝子を持っています。

赤血球はその役者にとって命のような台本を無くしてしまって、核も持っていないんです。

酸素を届けるだけで、やがて死んでいく究極のスペシャル細胞なんです。

核が無いということは、やがて力尽きて死ぬしかない過酷な運命を受け入れているということ。

非常に健気で愛おしい細胞です。

赤血球が楕円形になったのは進化の意志だと思います。

もともと赤血球は球形だったのですが、進化のある時点で今のようなかたちに変わりました。

硬い核があると体を軟らかくして隅々まで酸素が運べないから、核を自ら捨てたということです。

遺伝子という台本が1カ所間違っていて、赤血球が楕円形ではない形になってしまう病気があります。

そうすると、十分に酸素が送り届けられず、重度の貧血になってしまうんです。

これは何十年という進化の結果、選びぬかれた究極の形なのです。

卵子を守る卵胞細胞も、守る役目を終えると死んでいきます。

発生の過程でも、ひっそりなくなっていった細胞があります。

私達が生まれる前は、指の間がつながっていて細胞があるんです。

でも一旦できたあと、死んでいくことで間がつくられるわけですから、本当に死ぬ為だけに生まれてきたようなものです。

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