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エネルギー源となる三大栄養素

糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル(無機質)を「五大栄養素」と言います。

糖質、脂質、タンパク質は「エネルギー源となる」働き、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンは「身体の機能を調節する」働きを、それぞれ担っています。

五大栄養素

このうち、私たちの生命を維持するのに必要なエネルギー源となる、糖質、脂質、タンパク質の3つを「三大栄養素」と言います。

  • 糖質=穀類、いも類、砂糖など
  • 脂質=オリーブオイルなど食用油、バター、肉・魚、ナッツ類など
  • タンパク質=肉・魚、大豆製品、乳製品など

糖質は私たちの身体の主要なエネルギー源と言われます。

体温を作り出したり、筋肉を動かすための力を生み出すもとになっていますが、糖質だけが血糖値を上げるという点が近年問題視されてきています。

糖質はいったん肝臓で代謝されてグリコーゲンとして蓄えられ、食後2時間を過ぎた頃からエネルギー源として使われます。

脂質もエネルギー源として働きます。

糖質、タンパク質は1グラムあたり4キロカロリーを生み出しますが、脂質は1グラムあたり9キロカロリーと2倍以上の効率です。

同じ量のカロリーを得るのに、食べ物の量が半分で済むので、実は人の身体にとって効率がいいエネルギーは脂質ということになります。

そのほか脂質には、コレステロールとして細胞膜を作るなどの重要な役割があります。

タンパク質は身体の組織を作り、機能させるために必要な栄養素ですが、脂質を控えることでエネルギーが不足すると、先程も述べたようにタンパク質本来の役割を犠牲にして、エネルギー源として使われてしまいます。

そのため、筋肉量が落ちたり、各部の機能が低下したりすることが起こるのです。

アフリカなどの難民のニュースを見ていると、手足が極端に細く、お腹だけがポコンと膨らんでいる子供の姿が目に付くことがあります。

あの姿は、タンパク質が極端に不足して、エネルギー源として筋肉を食い尽くしている状態なのです。

筋肉が無くなり、すっかり痩せ細った手足と、栄養不足からくる腹水(ふくすい)が溜まったお腹との組み合わせで、お腹の膨らみがさらに強調されて映るのでしょう。

消化・吸収のメカニズムでいうと、脂質は小腸で吸収されて身体の各部に運ばれます。

糖質とタンパク質は小腸で消化・吸収されたあと、いったん肝臓へ送られて貯蔵する形態に変えられて、そこから全身に運ばれるという、ひと手間かかるルートになっています。

つまり人間の身体は、本来は代謝しやすい脂質をエネルギーとして使い、非常時に糖質やタンパク質をエネルギーとして使う、というシステムになっているのです。

人間の生理的なメカニズムからしても、本来のエネルギー源である脂質の摂取を控えることは得策ではありません。

脂質のある食べ物としては、脂質とタンパク質の両方が摂れる肉が理想的です。

生活習慣病予防のために脂肪やコレステロールを控えなければ、と肉を食べないのはもったいない限りです。

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