お悩み・症状・習慣別のサプリメント活用術

menu

サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

天然か合成か、サプリメントの虚偽表示を見破る方法

「プロアスリートが使用する最高品質ニューサイエンスサプリメント」で「安心・安全をお約束します」と宣伝しているサプリメーカーの「ローズヒップC1000」をネットショップで見つけて詳細を見てみました。

「1粒中に1000mgの高単位、ローズヒップビタミンCです。日々の活動のために欠かせない栄養素です。エグゼクティブやスポーツマンに、また、飲酒・喫煙の多い方にお勧めします。」

「ビタミンCこそ、天然100%で摂ってみてください。天然のビタミンCにだけふくまれる成分が、非常に効果的に効率よく体内に吸収されるしくみを可能にしています。さらにタイムリリース加工が、その効果を最大限に持続させてくれるのです。」

上記の説明が本当であれば「つじつまが合わない」気がします。

ローズヒップに含まれるビタミンCの割合は1%です。

ローズヒップで1000mg(1g)のビタミンCを摂ろうとするなら、単純に考えて100gを超える重量が必要ということになります。

つまり、100g飲んではじめて、1gのビタミンCが摂れるわけです。

ところがこの錠剤は一粒1g程度。

本当にビタミンCが1g入っているとすれば100gの粒でないといけません。

100gが粒といえるかどうかは分かりませんが。

つまり、このサプリメントは実現不可能です。

含有量において嘘をついているか、天然だけでなく、合成ビタミンCを使っているか、どちらかでしょう。

いずれにしても虚偽表示です。

このように計算してみると「つじつまが合わない」サプリメントが結構あるのに驚かされます。

ローズヒップであれ、アセロラであれ、天然の植物には、ビタミンCのほかフィトケミカルと呼ばれる様々な成分が含まれていて、そこが利点でもあるわけです。

だからビタミンCが最も多いアセロラ由来の原料でも、20%、30%程度の濃度にしかなりません。

天然のものは「濃度が薄い」のです。

ですから「栄養素が多く入っている」ことと「天然である」ことは両立しにくいはずです。

それなのに、その両方をうたっているサプリメントがあったら疑ってかかった方がいいでしょう。

スポンサードリンク

ちなみに天然のものは値段も高くなります。

「値段が安い」ことと「天然である」ことも両立しません。

天然はそう安い値段では出来ません。

もし興味のある人は以下の計算をしてみてください。

①一粒(または一日分)の重さを確認

②表示されている栄養素の配合量を足し算

③「①の数字」と、「②の数字」を比較

天然原料は濃度が薄いため、①に比べて、②が圧倒的に小さくなります。

①と②の値が近ければ、その製品は虚偽表示ということになります。

私が信頼する会社では天然物(アセロラ)由来のビタミンCサプリメントを商品化していますが、実際に計算してみると、次のようになります。

①3粒の重さが1.4g

②3粒のビタミンC含有量hあ0.3g

③二つの値を比べると②が圧倒的に小さい

全体に対してどのくらいビタミンCが含有されているのか算出すると、

300mg(ビタミンC含有量) ÷ 1400mg(3粒重量) = 0.214

アセロラのビタミンCの含有率は30%程度なのですが、サプリメントにするためにカプセルに入れると、その分サプリメントの総重量に占める割合が低くなり、20%程度にしかならないのです。

世界中の素材を調べてみても、今のところビタミンCにおいてはアセロラの30%が精一杯です。

また、ビタミンC以外の栄養素を含む天然素材でも、栄養素の含有量が30%を超えるものはなかなか見つかりません。

今回紹介した方法で虚偽表示を見破ることが出来ますので、みなさんは賢い消費者になってください。

関連記事

このブログに投票くださった方へ感謝