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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

滋養強壮に優れた卵油の弱点は「熱による酸化」

「卵油(らんゆ)って何?」という方もいると思うので簡単に説明しておくと、たまごから卵黄部分だけを取り出して長時間煎り続けてつくるものです。

長時間火にかけることで成分が変化してコレステロールの量が減少しているので、コレステロールが心配な方でも安心して摂取することができます。

たまごには「レシチン」が豊富にふくまれているため、美しいお肌や髪の毛を目指す女性にとっても欠かすことができません。

レシチンはリン酸と呼ばれる脂質の一つであり、細胞膜を構成している成分の一つです。

細胞膜は細胞の門番のような役目をしていて、細胞に必要な成分は細胞内に取り込み、不必要と判断したものに対してはしっかりと門を閉じて細胞内に取り込まれないようにガードします。

また、細胞内の水分を外に漏らさないという役割も果たしています。

しかし、レシチンが不足してしまうと細胞膜がその働きを十分に行うことができなくなってしまうため、細胞内の水分を保つことができなくなって肌が乾燥したり、弾力を失ったりするのです。

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髪の毛にとってもレシチンは非常に大切な成分です。

最近は男性だけでなく女性にも薄毛や抜け毛に悩む方が増えていますが、レシチンには血流を促進し、新陳代謝をアップする作用があります。

血流が良くなればこれまでよりもたくさんの栄養分が毛母細胞に運ばれるので細胞分裂が盛んに行われるようになり、新しい髪の毛が生えやすい頭皮環境になります。

たまごにはもう一つ「コリン」という注目すべき成分も含まれているのです。

このコリンには脳を活性化させたり維持、肝臓を正常にしたり、高脂血症の改善などさまざまな作用をもつことが最新の研究で分かっていて、アルツハイマー症の改善や心臓病の予防に改善がみられることがあると言われています。

このように血行を良くしたり、若返りにいいと評判の卵油ですが、ひとつ気になる点があります。

卵油の主な成分は油脂分として不飽和脂肪酸であるリノール酸、オレイン酸のほか、レシチン、コフェノールとも呼ばれるビタミンEです。

比較的酸化しにくい不飽和脂肪酸ですが、卵油は、たまごの黄身を長時間煎ることによってできる油ですから酸化しないはずがありません。

抗酸化物質であるビタミンEも同様に酸化して抗酸化力を失ってしまいます。

成分が良いだけに実にもったいない話です。

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