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40代より上の年代の半数以上がピロリ菌感染者で放置すると胃癌にも

40代になると、胃もたれや食後のムカつきなどの症状が出始め、胃が弱ってきた、と感じる方が多いようです。

胃粘膜が加齢とともに萎縮することは以前から知られていました。

健康な胃壁(いへき)には多くの襞(ひだ)があり、それらが活発に動くことで、胃としての役割を果たしています。

その襞がすり減ったり、無くなったりして表面がザラザラしてくると消化がうまく出来なくなります。

これは、老化による「萎縮性胃炎(いしゅくせいいえん)」と考えられていました。

しかし、実際はピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の仕業(しわざ)であることが分かってきました。

萎縮性胃炎の多くはピロリ菌による感染症であり、長い年月をかけて悪化した胃炎だということがハッキリしたのです。

いま、40代より上の年代の半数以上がピロリ菌感染者と言われています。

ピロリ菌は、衛生環境が悪いところで感染しますから、40代より上の割合が多いのは、上下水道が普及していたかどうかが関係しているのではないかと言われています。

40代から下になると、ピロリ菌感染者はぐっと減るのですが胃炎、ムカつき、ひどい場合には胃潰瘍(いかいよう)として発症します。

それは40代からは、萎縮性胃炎の症状が中心になってくるのです。

そのため加齢や老化が原因と言われたのでしょう。

もちろん、ピロリ菌を持っていない人には、こうした症状は滅多に出ません。

萎縮性胃炎の場合、自覚症状といっても、食後の胃もたれ、ムカつき程度で、痛みもそれほどありません。

萎縮性胃炎があるとあまり空腹を感じなくなるので、食事を少し抑えたり肉類を減らしたりすれば、ほとんど症状がなくなります。

それだけに、放置していると、分からないうちに進行して胃がんなどの大事に至ってしまうこともあるため、余計に注意が必要なのです。

昔から日本人には胃がんが多いと言われ、食習慣に問題があるからではないかとも言われてきましたが、それはこのピロリ菌のせいなのです。

胃炎の症状があれば、当然、食が細くなり、栄養摂取量自体が減ってしまいます。

また、タンパク質を分解する酵素(ペプシン)も減少していきます。

すると、どうなるか。

ペプシンが不足すると、タンパク質の分解がうまく出来ず、未消化のまま腸に流れていくため、肉を食べるとムカムカするようになります。

肉は効率が良いタンパク質なのですが、お茶漬けや素麺(そうめん)のような、さっぱりしたものばかり好み、ますます肉を食べなくなる、という悪循環に陥ってしまうのです。

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