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コラーゲン、ヒアルロン酸に続く美肌成分「プロテオグリカン」

「プロテオグリカン」とは、肌や軟骨に存在している成分のこと。

細胞同士を繋げる役割がある成分で、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促したり、肌のターンオーバーを正常にしてくれたりする効果があると言われています。

また、1グラムで6リットルもの水分を保水することができる保湿成分でもあり、注目されているのです。

他にも、炎症を抑える効果や、老化を促進する活性酸素の発生を抑える効果などがあることもわかっています。

軟骨や肌の真皮の部分にもともとある成分、それが「プロテオグリカン」。

似たような成分で言うと「プラセンタ」のほうが聞いたことがある方も多いのでは?

実は似ているようで、効果の出方が違うのです。

・プラセンタは「胎盤」

赤ちゃんがお腹の中で育つために、必要な栄養素、特にヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸などが含まれています。

現在では、豚や、馬の胎盤から抽出されたプラセンタが主流になっています。

プラセンタは、エイジングケアで多く使われていますが、年齢とともに肌が老化することによって現れるシワやたるみを、細胞を活性化させることで改善したり、予防したりする効果があります。

・プロテオグリカンは軟骨由来の「保湿力」

シワやたるみ、また肌の不調は、エイジングのサインとして多くとりあげられるものですが、必ずしもエイジングのせいではないことも。

乾燥や日焼けによって細胞がダメージを受けて、本来肌が持っている水分量が失われることもあります。

それが原因の場合もあるのです。

当初発見された時は単体での抽出が難しく、1グラムで3000万円もする高級原料でしたので入手が困難でしたが、30年以上もの研究を経て、青森の弘前大学が鮭の鼻軟骨から効率よく抽出できるようになったことから、原液として使用できるようになりました。

ヒアルロン酸は1グラムで6リットルしか水分を含めませんが、プロテオグリカンはそれ以上の水分を含むことができます。

プロテオグリカンは、ヒアルロン酸、Ⅰ型コラーゲンの産生を促すことが確認されています。

プロテオグリカンの構造は複雑で、まだ全容は解明されていません。コアたんぱく質の芯部分にはグリコサミノグリカン(GAG鎖)と呼ばれる糖鎖がびっしりとついています。これが肌の水分を逃さずキープ。この保湿効果が肌のハリにつながるのではないかと考えられています。

さらに、プロテオグリカンには表皮細胞の代謝を促進する因子『EGF(Epidermal Growth Factorの略)』に似た働きがあるのではないかと推察されます。

これまでに、培養したヒトの肌細胞にプロテオグリカンを加えることで、細胞の増殖や、ヒアルロン酸の合成量が増えるなど、体内のEGFと同様の作用が見られたという研究もあります。

細胞試験でコラーゲンやヒアルロン酸の産生増加が確認されていますので、プロテオグリカンの“幹”であるコアたんぱく質の根っこにあたる部分がEGFの働きをする“鍵”になっていて、これが肌細胞にあるEGFの鍵穴にうまく作用しているのではないでしょうか。

また、シワが悪化しやすい冬季に行われたヒト試験では、プロテオグリカンを塗布することで肌の保湿力が高まり、目尻のシワが減りました。

これらのデータから、プロテオグリカンは肌の“代謝スイッチ”をオンにするような役目、つまり肌代謝の司令塔のような役割を担うのではないかと期待されています。

平均年齢32.8歳の女性6人に、11月から12月の4週間、1日2回プロテオグリカンが0.1%入った溶液を塗ってもらい、使用前後で目尻のシワの総面積を比較しました。その結果、プロテオグリカンを塗らなかった群では乾燥に伴うシワが増加していましたが、塗った群ではシワ面積の改善が見られました(右)。

また、平均年齢32.9歳の女性7人を対象に同条件、同内容の試験を実施し、使用前後の角質水分量を測定しました。その結果、プロテオグリカンを塗らなかった群では角質水分量が低下しましたが、塗った群では増加しました(左)。

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