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ガン抑制遺伝子「P53」(ピーフィフティースリー)

ガン抑制遺伝子の中で最も研究されているP53(ピーフィフティースリー)遺伝子の先天的な変異によって「リ・フラウメニ症候群」が起こります。

「リ・フラウメニ症候群」では、乳ガン、軟部組織の肉腫、脳腫瘍、骨肉腫、白血病、副腎皮質腫瘍など多彩なガンが発生します。

従来、研究者たちは、P53が転写因子というところに働きかけ、増殖をブロックする働きが主作用と考えていました。

しかし、最近の研究で、P53が直接、ミトコンドリアの細胞内呼吸に影響を及ぼす因子であることが突き止められました。

特にサイトクロームCオキシデース2(SCO2)というミトコンドリアの細胞内呼吸を促進する酵素の合成に関わっていることが分かったのです。

実際にP53の欠損のあるヒトのガン細胞で、ミトコンドリアの細胞内呼吸のダメージがあることが報告されています。

成人期以降に発症することが多い「ウェルナー症候群」という早老症があります。

骨粗しょう症、性腺機能低下、白髪、両側性白内障、皮膚の硬化・委縮が起こり、40代~50代で動脈硬化やガンで死亡する病態です。

「ウェルナー症候群」もP53およびミトコンドリアの機能に異常があります。

以上から現代医療のP53の機能を回復する治療法(正常のP53遺伝子を入れる遺伝子治療)がほとんどガン治療に役に立っていない事実が理解できると思います。

P53の遺伝子変異によるミトコンドリアの細胞内呼吸・エネルギー産生のダメージからガンの発生、増殖が起こるため、P53の機能を回復したところで、既にダメージを負ったミトコンドリアの機能回復は図れないからです。

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