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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

何も考えずに自分が食べるものを選択してはいけない時代

「今日のランチは何にしようか?」 「仕事が終わって仲間たちと呑みに行く店をどこにしようか?」

このように「何を食べようか?」と考えるシーンでは、いくらでも選択肢があるかのように思われますが、頭に思い浮かぶのは本当に選択肢でしょうか? まわりくどい言い方になってしまいましたが、実は私たちが普段食べているものは、意外なほど画一的なのです。

例えば、ある人が牛丼を食べようと思い、別の人はとんかつを食べようと思ったとします。そして別の人は鶏のから揚げを食べようと思ったとします。あたかもここには3つの選択肢があるようにみえますが、実はそうではありません。牛肉も豚肉も鶏肉も、トウモロコシで育てられた肉なのです。ですから、どれを選んでも形を変えたトウモロコシを食べているにすぎません。

このように、自分たちが食べているものを少し俯瞰して見てみると、「選んでいるようで実は選べてはいない」ということがわかります。そしてこの事態は、私たち消費者の要求を反映したものではない、というところに大きな問題があります。

では、誰の要求を反映しているのかというと、巨大なフードシステムを動かしているグローバル食品産業の要求です。牛も豚も鶏も、もともとはトウモロコシを常食していたわけではありません。人間の都合で、収穫しやすく管理しやすくコストも低いトウモロコシを主体とした飼料をつくり、それを牛や豚や鶏に食べさせているというだけです。

動物にとっては食餌(えさ)ですが、その肉を食べている人間にとっては、調理されているから、あるいはきれいに盛り付けてあるからそれは食事だ、と言い切れるでしょうか? それとも食事とは呼ばず食餌と呼ぶべきなのでしょうか?

オプティマルフードピラミッド

食餌と呼ぶべきだ、というご意見の人も少なくないはずですが、では私たちにとって食事とはなんでしょう?

それは私たちが生きていくために必要な物質を体の外から内側に摂り込む行為のことです。生きていくために必要な物質は2つのグループに分けられています。1つが約50種類の必須栄養素というグループで、もう1つは約5000種類あるといわれる植物栄養素のグループです。

この2つの異なる栄養素は車の両輪のようなもので、どちらが欠けても体はうまく機能しません。特に必須栄養素のうちの1つでも欠けると直接、生命の危機につながります。そして植物栄養素が不足すると、体が持つ本来の力を発揮することができなくなります。だから私たちは、常に過不足なく、満遍なくこの2つの栄養素を食事から摂取しなければならないのです。

言い方を換えると、この2つの栄養素が十全に摂り込めないのであれば、それはどんなにうまく飾られ、盛り付けられていても、本来あるべき食事としての体を成していないということになります。理想的な食事とは、この2つの栄養素をきちんと摂り込めるものなのです。それを、わかりやすく図表にしたのが、「オプティマルフードピラミッド」です。

そのベースの部分が、穀物と豆類の食べ合わせです。次に重要なのが必須栄養素のうちの、13種類のビタミンと16種類のミネラル、そして植物栄養素を摂り込むために積極的に野菜を食べるようにする、ということです。野菜は基本的に「葉菜・果菜」のグループと「根菜」のグループに分けて考えます。なおかつ、それぞれのグループを等量摂取するようにします。それは、それぞれに含まれている栄養素が違うからです。

そして、葉菜・果菜と根菜を合わせて全食事量の40%を占めるようにするのが理想的なのです。このように最適(=オプティマル)な食生活を実践することは十分に可能なことです。現に、オプティマルフードピラミッドに沿った食べ方をしている人がたくさんいますが、なんの不自由も感じずに日々の食生活を送っています。ストイックな生き方とは無縁なので、一切の肉、魚を食べるなとか、酵素を大量に摂るために食べものに熱を加えるななどという無理難題を押し付けることはありません。

「真っ当な食事をしよう」と提案すると、2つの反応が返ってきます。1つは、賛同して今からすぐに始める。もう1つの反応は、それでは食べるものがなくなってしまう、などと理由をつけてやらないという反応です。さて、あなたはどちら派でしょうか?

経営者の方々は、ご自分のお体がただ単にご自分だけのものではない、というように捉えていらっしゃいます。だから、ご自分の体の健康を維持・増進するためならできることは積極的に取り組むという姿勢でおられるのだな、と思いました。

今現在経営者であるかどうかはともかく、社会または会社の中で責任ある立場にいる方は、ご自分の健康が食べたものによって支えられている、ということをあらためて考えてみる必要があるのではないでしょうか。そして、食事の重要性に気付いた方は、ご自分の上司の方々、部下の皆さんに、それを伝えていく義務があるのではないでしょうか。食事のあり方に関心を持つということは、何も考えずに自分が食べるものを選択してはいけない時代に生きる、私たちの生活の知恵だと思います。

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