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脂肪と油の常識を疑え!その1

脂肪と油は毎日摂るべき必須栄養素でタンパク質と共に大変重要ですが、間違った知識に振り回され、油を忌み嫌って食べなかったり、良くない油を多く摂られておられる方も少なくありません。

この間違った情報が未だに正しい情報と信じられているがゆえに、日本人の第2位、第3位の死因である「心臓発作、脳梗塞」が一向に減らないばかりか更に増え続けていることは残念ながら紛れもない事実です。

それでは今までの常識を真っ向から否定する、正しい情報からズバリ申し上げます。

(1)(良質な)脂肪や油は体の為に無くてはならなくてはならない必要な栄養素ですので、タンパク質と共に十分摂らなくてはいけませんし、量を制限する必要もありません。

低脂肪製品が多く出回るなど、特に動物性脂肪は諸悪の根源のように言われ、極力摂らないように指導が行われてきましたが、これこそ全く根拠のない「不健康情報」だったのです。

特に必須脂肪酸と言われる(オメガ3系の)アルファリノレン酸、DHA、EPAなどは積極的に摂らなければなりません。

*(オメガ6系の)リノール酸なども必須脂肪酸なのですが、これはコーン油やサラダ油など「普通の油」に含まれますので、多くの方が十分すぎるほど摂られているようです。加熱調理に使うことが多いため、酸化させてから召し上がる方が多く、これが大きく血管を傷める原因となっています。

* また一般的な栄養指導では油から摂るカロリーは全体の15%程度が適切とされていましたが、これも出典は定かでなく、根拠はほとんどないと言えます。

* 実際、アトキンスダイエットと呼ばれる食事療法では全体のカロリーの7割から8割を油・脂肪から摂る食事で様々な病気を改善、ないし完治してきました。

(2) 良い脂肪や油ほど、摂る種類に気を付けなければならない栄養素は他にはありません。正しく健康に良い脂肪、油のみを摂るようにしなければ、毒となり体を傷つけることになります。その毒となる代表格が酸化した油とトランス脂肪(水素添加した油に多い)です。

(3) 動物性脂肪(乳製品の脂肪=バターも含む)は決して体に悪いものではなく、むしろ積極的に食べるべき脂肪です。動物性脂肪は ほとんどが飽和脂肪酸ばかりと思われていますが、これは大きな間違いで5割前後、またはそれ以上に一価不飽和脂肪酸も多く、特に植物油にはほとんどないパルミトレイン酸が多く、これは感染から体を守るなどの良い効果が多く確認されている脂肪酸なのです。

また分子としては短くエネルギーになりやすい短鎖や中鎖脂肪酸が多い多いために、食べても太りにくいのが事実なのです。おまけに動物性脂肪には多価不飽和脂肪酸は少ないので調理しても酸化の度合いは比較的少ないために、一般的な植物油よりも調理用として はるかに好ましいといえます。

(4)逆に昔は体に良いとされていた植物性の油の多くは、多価不飽和脂肪酸が多く、これが酸化しやすいがために、加熱調理に使って摂ることは極力避けなければなりません。

調理には飽和脂肪が、非常に酸化しにくいので最も好ましく、一価不飽和脂肪がそれに次いで好ましいのです。この調理用の油としては好ましい順に、

  1. ココナッツ油
  2. バター、ラードなどの動物性脂肪

などが挙げられますが、一価不飽和脂肪酸の多いオリーブ油もあまり温度を上げなければ調理に使うこともできます。

* 植物油はバターなどに比べ健康上良いなどという間違った情報のために、日本でも欧米でも揚げ物は大流行で、揚げ物を口にしない方は、ほぼいないのではないでしょうか?

しかし特に安い揚げ物店では油を繰り返し熱して使うために、酸化した油の比率が10%を超えることも珍しくありません。

酸化した油の分子は、たった1分子で細胞を多数殺してしまう破壊力を持った猛毒ともいえます。細胞膜は油で出来ていますが、ここで酸化の連鎖反応を起こして次々と細胞を破壊します。

油性のビタミン(ビタミンEやA、アルファリポ酸など)を十分蓄えている人は これらが細胞膜の破壊を酸化油から守ってくれますが、これらのビタミン類が不足している方では何十億という細胞が酸化油で破壊されていくのです。

ですから、調理には酸化しない油を極力使わなければなりません。バターやラードの方が健康に良いなんて全く今までとは話が違いすぎませんか?

* また植物油(亜麻仁油を除く)にはオメガ6系の脂肪酸が多いために、植物油ばかりの多用はオメガ6とオメガ3との比率を理想的な1:1や4:1程度から大きく外してしまいます。このこともありコーン油などの一般的植物油の使用量は注意して減らすほうが良いでしょう。

(5) 動脈硬化、それによる心臓発作や脳梗塞などは、主に酸化した植物油やトランス脂肪によって起こります。決して動物性の脂肪、中性脂肪やコレステロールが原因ではありません。酸化した植物油とトランス脂肪は絶対に避けるべき「毒油」なのです。

酸化した油の害は(4)でも述べましたが、細胞を直接破壊する以外にも血管内膜に炎症を起こすことが分かっています。自然界には存在しないトランス脂肪も同様で血管や多くの臓器に炎症を起こします。

この炎症が起こった状態が長く続くと表面が厚くなり、固くなる現象が起こります。これが動脈の内側に起こるのが動脈硬化で、循環器系の病気の最大の原因ともいえ、心臓病や脳血管障害の原因となり、脳梗塞などに繋がります。

こうしてみると、ガンに続く日本人第2、第3位の死因は悪い油が原因であると言っても過言ではなさそうです。

(6) 逆に体に良い油と脂肪は それのみでも健康長寿に大きく寄与する「良薬」なのです。この良い油の代表例としては

  1. オメガ3系の油(亜麻仁油、魚油など)で生のもの。決して加熱して酸化させないこと。
  2. オリーブ油(Extra Virginのものを加熱せずに摂る)
  3. ココナッツ油(中鎖脂肪酸、短鎖脂肪酸が多い)
  4. CLA、GLA、パルミトレイン酸

などがあります。

(7) 脂肪を多少多めに摂っても、太っていない人は太ることはありません。多くの場合は、早く満腹感が出るために食事の総量が減り、炭水化物の摂取も減るためにかえって痩せる人も多いのです。しかしながら既に肥満の兆候がある方には脂肪の多い食事は肥満を助長する傾向があるという報告が何編かの論文で報告されています。

(8) 炭水化物(米など)を主食とする必要は全くなく、脂肪とタンパク質を中心とした食事のほうが健康になれる。

安価で手に入り、食しやすい炭水化物をやめられない方が多いことは致し方ないのかもしれません。しかし、先々の健康、医療費を考えると、今日からの食事を見直す気になりませんか?

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