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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

ロコモ症候群などの筋力低下はビタミンD不足が原因。日光浴やサプリで補給を

いま「ロコモティブシンドローム(ロコモティブ症候群、ロコモ)が問題になっています。

日本語に訳すと「運動器症候群」、つまり運動機能の低下のことで、それが「寝たきり」の原因になっているというのです。

これは、介護費を減らすため、厚労省がメタボリックシンドロームの次に懸命に取り組んでいる課題です。

ロコモティブオーガン=運動器とは、骨・関節・じん帯、脊椎(せきつい)・脊髄(せきずい)、筋肉・腱(けん)、抹消(まっしょう)神経など、身体を支え(支持)、動かす(運動・移動)役割をする器官の総称です。

これらの機能を落とさないようにするには、40代くらいから対策をしていくことが重要だと言われています。

筋力の低下については、もちろん筋肉量が減ったことの影響とも考えられますが、そのほかにもビタミンDが不足しているということもあります。

筋肉にとって非常に大事な役割をしているのがビタミンDです。

ビタミンDはカルシウムやリンの吸収を良くして、骨や歯に供給する役目を果たしているものです。

ビタミンDを含む食品としては、魚類(とくに魚卵や干物など)のほか、乾燥した きくらげや干し椎茸(しいたけ)などがあげられます。

筋肉細胞には活性型ビタミンD₃レセプター(受容体)があり、ビタミンDが足りなくなると、速く動く力、たとえば転びそうになって、ぐっと踏ん張るときに動く速筋(そっきん=Ⅱ型筋繊維)が萎縮(いしゅく)して細くなってきます。

だから、ちょっとした段差でも転んでしまったりするようになるのです。

ロコモ症候群にともなって、最近、ビタミンDのサプリメントが注目されていますが、ビタミンDの補給に最も有効なのは、日光浴です。

紫外線を浴びることが必要なので、出来るだけ直射日光が好ましいです。

室内からガラス越しに浴びてもあまり効果はありませんから、なるべく外に出て日光浴をしてください。

外に出ても、日焼け止めクリームを塗ってしまったのでは意味がありません。

浴びる時間については、学者によってまちまちで、20分で良いという人もいますが、買い物程度で外を歩いている人たちを測定しても、ビタミンDの値はあまり高くなっていません。

ビタミンDは骨の成長に必要で、不足すると「くる病」になるということは良く知られています。

最近の問題は、女性が「美白」を求めて、強力な日焼け止めや日傘を差したりと、日光を避ける傾向がかなり強くなっていることです。

妊娠中も日光を浴びないようにしていますし、生まれた子供も外で遊ばせなかったり、乳幼児用の日焼け止めを使ったりする人もいます。

そのため、筋力が弱く、骨折しやすいなど、子供に「プチくる病」が増えているのです。

「ロコモ予防はしたほうが良いと分かったがシミは作りたくない」というなら、ビタミンDのサプリメントを摂る必要があります。

ビタミンDのサプリはそれほど高価ではありませんが、効果はかなりあります。

ビタミンDの摂取は食物からだけでは到底追いつかないので、あまり日光に当たらなくなった人は、ほとんどが不足がちでしょう。

ビタミンD欠乏の自覚症状としては、骨より先に、花粉症などのアレルギー疾患として出てくることがあります。

とくに、大人になってから花粉症になる人は、ビタミンDの欠乏が関係しているケースが多いのです。

「花粉症」という言葉がない昔は「春季カタル」といって、春になると目や鼻がグジュグジュしていた経験を持つ人が、大人になってから、栄養療法のサプリも併用してビタミンDの摂取量を増やしたところ、花粉症もアトピーも改善した例もあります。

食品からのビタミンD過剰摂取は、まずありませんが、サプリの場合、摂り過ぎによる弊害(高カルシウム血症などの原因)もあります。

必ず病院で血液検査してもらい、医師の指導によって服用するのが安心です。

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