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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

レシチンについて

レシチンは脳や神経組織の細胞膜に含まれるリン脂質のうち、30~50%を占めていて、大豆や卵黄をはじめとして、穀類、胡麻油、コーン油、小魚、レバー、うなぎなど、多くの食品に含まれています。

レシチン(lecithin)という名前の由来は、ギリシャ語で「卵黄」を意味する「レシトース(leckithos)」からきています。レシチンはリン脂質の1種類であるホスファチジルコリン(PC)の別名でした。しかし、現在ではホスファチジルコリンを10~20%含むリン脂質混合物を総称してレシチンと呼ばれています。

レシチンは水と油の両方に親しみやすい性質を持っています。動植物の細胞が細胞膜を通じて様々な物質を取り入れたり、排泄したりできるのも、レシチンがあるからこそなのです。

また、レシチンは体の中で脂質、脂肪酸、コレステロール、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)など、水には溶けにくいものを包み込み、水に溶けるようにします。

レシチンのこのような働きによって水に溶けにくい栄養素もスムーズな吸収へと導いてくれるのです。

体内で脂肪がエネルギーとして利用・貯蔵される時はタンパク質と結びついて血液中を移動します。この際、タンパク質と脂質とを結びつけるのにレシチンが必要となります。

レシチンには神経伝達物質のアセチルコリンの原料になるコリンが含まれるため、脳機能の活性化にも役立つと考えられます。

肝硬変や肝炎など肝臓疾患の改善作用が期待されています。

大豆レシチン

大豆レシチンとは、大豆に含まれる物質の中でも不飽和脂肪酸のことで、細胞膜を作る重要な成分です。お肌や内臓、脳や神経など、体のあらゆる細胞膜に働きかけ、細胞を正常に保とうとするため、「若返りの栄養素」とも呼ばれています。

レシチンは、リン脂質と呼ばれる脂質の一種で、水になじむ特性と油になじむ特性の両方を持ち合わせています。この特性から、天然の乳化作用の役割を担っており、血管の内側にこびりついたコレステロールを溶けやすくしたり、細胞内の不要な老廃物を血液中に溶かしたりすることで、血管内を綺麗にするとともに、血行を良くする働きがあります。

血管内にコレステロールがこびりついた状態は、動脈硬化の原因に、また、血管内の老廃物は血行不良を招き、新陳代謝が低下する原因にもなります。また、血管内に作用するという大豆レシチンは血行不良、動脈硬化、高脂血症、心臓病、脳卒中など、血液や血管に関わる疾患の改善や予防に期待されています。

レシチンは細胞膜の構成成分の一つで細胞への栄養供給、老廃物の排泄という、細胞の玄関口のような働きをしています。ダイエットで気になるのがコレステロールです。コレステロールは、動脈硬化の原因にもなりますが、細胞膜や神経組織の構成成分としてとても重要な働きをしているため、とても重要な脂質です。

食品からの摂取が少ない場合は肝臓で合成されて、血液によって組織に運ばれます。そして、血液中にコレステロールが増えすぎると肝臓に戻されます。この、コレステロールが血液中と肝臓を行き来する際にはリポタンパクというタンパク質にくっついて移動しますが、この接着剤の役割をしているのがレシチンなのです。

そのため、レシチンを十分に摂取することで、余分なコレステロールをしっかりとリポタンパクにくっつけて、血中のコレステロールをコントロールすることが出来るのです。また、血管内に余分なコレステロールが溜まりにくくなることで、血行がスムーズになり、肩こりや冷え症などの症状の緩和にも効果を発揮します。毎日の食事でレシチンを十分摂取することで、体に無理のないダイエットをしましょう。

卵黄レシチン

卵黄レシチンは卵黄に多く含まれているレシチンです。大豆レシチンとの一番の違いは、動物由来であるということです。大豆レシチンは血管系に効果を発揮するのに対して、卵黄レシチンは神経系に効果を発揮するとされています。脳を構成する神経細胞のグループをニューロンといいます。ニューロン同士をくっつけている結合部分をシナプスと呼びます。

私たちはシナプスで分泌される神経伝達物質によって受信した情報を全体に伝達したり、記憶としてとどめたりしています。そしてとどめた記憶を引き出すことも行っています。レシチンはこの神経伝達物質の合成に欠かせない物質とされています。そのため、神経伝達物質を十分に合成することで老人性認知症などの加齢に伴う脳の老化を遅らせる効果や、脳や神経系の病気を防ぐ効果があります。このことから、特に卵黄レシチンは記憶力や集中力を高めて、認知症に有効だと言われています。

「脂質」は様々な方法で分類することが出来ます。卵黄に含まれている脂質の約30%はリン脂質ですが、そのうちの70%以上を構成するのがレシチンです。レシチンは化学名を「ホスファチジルコリン」といいますが、これは「コリン」の元となるものです。

ホスファチジルコリンは脳神経細胞のシナプスに働きかけ、神経伝達物質であるアセチルコリンを作り出します。レシチンを作っている「コリン」は神経伝達物質であるアセチルコリンを作り出すほかにも、肝臓において他の脂質の正常代謝に重要な役割をはたしており、脂肪肝の予防に役立っています。

レシチンやコリンは体内で合成されますが、卵黄油やレバー、ハムやグリンピースなどもよい供給源とされています。レシチンはそもそも油と水を合わせる乳化作用があることが大きな特性ですが、これが卵黄の消化・吸収の良さにも関係しています。また、皮膚や粘膜から物質を透過吸収する浸透作用もあります。これらの特性を利用して、医薬用のリポソームの材料、静脈注射用の脂肪乳剤、痔や皮膚病の治療薬としても多く使われています。

レシチンに期待される効果

  1. コレステロール値を下げ、動脈硬化の予防、胆石の予防
  2. 細胞の老化防止
  3. 脳の活性化を促すことによる記憶力の増大
  4. 神経細胞を活性化させることから、自律神経失調症、不眠症、神経衰弱、精力減退などを防ぐとともにこれらの回復
  5. 肌細胞を正常に保ち、シミやそばかすといった皮膚疾患を予防する
  6. 高血圧、心臓病、肝臓病、糖尿病、貧血、腎臓病、不妊症などの多くの疾患の予防や治療に有効
  7. 脂質のコントロールに役立つことから、ダイエット効果を期待され、肥満や妊娠中毒症を防止する
  8. 各細胞への栄養補給、新陳代謝を促す

レシチンの摂取量

レシチンは成人で1日に3,000~6,000mg摂取することが望ましいとされています。しかし、実際のところ、日本人の食品摂取量からレシチンの量を換算すると、1日およそ1,000mg以下しか摂取されていないのが現状です。

大豆や卵黄をはじめとして、穀類、胡麻油、コーン油、小魚、レバー、うなぎなどの食品の中でも私たちの体と相性が良いとされるものは植物由来のものです。

動物由来のものは、コレステロールが多く含まれているものも多いため、脂質が気になる方は摂り過ぎに注意しましょう。レシチンを手軽に摂る方法としては、サプリメントもおすすめです。

しかし、レシチンは大豆や卵など、アレルギーのでやすい食品に多く含まれていますので、サプリメントなど、加工してある食品から摂取する場合は、パッケージの原材料名やアレルギー表示をしっかり確認し、安全が確認されたものを選びましょう。

また、用法・用量を守って服用しましょう。食品やサプリメントなど、方法は人それぞれですが、毎日の生活でレシチンを上手に摂りいれて、健康的な体作りに役立てましょう。

レシチンと相乗効果のある栄養素

  1. ビタミンE
    ビタミンEは脂溶性のビタミンです。余分な脂質が体内に溜まってしまうのを防ぐ効果があります。そのため、ビタミンEは細胞の酸化を防ぎ、老化防止に効果的なビタミンとも言われています。レシチンにはビタミンEの吸収を高める、ビタミンEはレシチンの酸化を防ぐ働きがあります。レシチンとビタミンEを一緒に摂ることで、相乗効果が高まるのです。
  2. ウコン
    ウコンの主成分とされるのがクルクミンです。レシチンとウコンを組み合わせると、レシチンの乳化作用によってクルクミンがそのままの形で肝臓内に吸収され、胆汁の分泌量が増加することによって体脂肪の排泄を促します。
  3. イソフラボン
    レシチンには、イソフラボンと同様に、細胞の新陳代謝を活発にする働きがあります。これらは単独で摂取するより、一緒に摂取することで相乗効果が期待できます。
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