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母乳に含まれる免疫成分「ラクトフェリン」で整う腸内細菌バランス

人の腸内、主に大腸には100種類以上、100兆個にものぼる細菌類が常住しています。

一般によく言われるのが、腸内細菌を、善玉菌、悪玉菌、それに日和見(ひよりみ)菌に分ける言い方です。

このうち、日和見菌とは、身体の調子が良いときにはそれほど悪さをせず、免疫力が落ちたりすると途端に悪さをし始める菌です。

行動がその場の雰囲気に左右されることから、「日和見」と言われます。

ちなみにおなじみの大腸菌、これは種類がいろいろあり、そのほとんどは悪玉ではなく日和見菌です。

O-157のような病原性大腸菌でなければ、基本的に害があるわけではありません。

余談ですが、中国にはO-157の大腸菌がうようよいますので、中国人にとってO-157は日和見菌です。

生まれてすぐ体内に入っているので、身体がそれに慣れています。

日本人にとっては死に至る危険性もある菌ですが、中国人は全然平気なのです。

話を戻しましょう。

当然ながら、たくさんいてほしいのは、人の健康に貢献する善玉菌です。

赤ちゃんが母親の体内にいるときは、基本的に無菌状態です。

当然、腸の中も無菌で、破水(はすい)して初めて外界と接し、細菌類にさらされることになります。

通常の経膣分娩(けいちつぶんべん)で生まれた赤ちゃんの場合、産道に住み着いている細菌類も一緒に出てくるので、それらが最初に赤ちゃんのお腹に入ってきます。

このとき、赤ちゃんの胃に酸があるわけではないので、細菌は消化管にどんどん入ってきます。

赤ちゃんの胃に酸のバリアができて、バイ菌を殺せるようになるのは、産後1週間ほど経ってからで、その間の状況を示したのが、下図下段のグラフです。

腸内細菌数の推移

生後1日目に大腸菌が増えるのは、母親の肛門近くを通ってくるからです。

2日目くらいからビフィズス菌とかラクトバチルスという乳酸菌が増加するのは、母親の膣に存在しているわずかな善玉菌が、母乳に含まれる成分によって増えるからです。

その物質は、特に初乳(しょにゅう)に大量に含まれています。

そのため、生まれた直後に出てくる母乳を飲ませることが、赤ちゃんのお腹を整えるための重要なポイントとなってくるのです。

この母乳に含まれる免疫成分が「ラクトフェリン」です。

これは善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす為、母乳で育てられている赤ちゃんのウンチはあまり臭くなく、かすかに酸っぱい匂いがします。

一方、母乳が出ず、最初から粉ミルク(人工乳)で育てられる赤ちゃんのウンチは、大人と同じ匂いがします。

赤ちゃんの腸内菌は、7日目くらいで一定の割合に落ち着き、ほぼ大人に近い割合となります。

だから、初期のうちは出来るだけ母乳で育てるのが望ましいのです。

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