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L – カルニチンは内臓脂肪を取り除き体調を改善する鍵

食べたものが直ぐにエネルギーや細胞の再生などに使われなかった部分はグリコーゲンとなって肝臓や筋肉に貯められますが、貯められる量はあまり多くありません。

それではグリコーゲンになれずに余ってしまったカロリーはどうなるのでしょう。

それは全て、脂質はもちろん、糖質もタンパク質も脂肪に変換されて貯蔵されるのです。

「内臓脂肪なんて私とは無縁」と思っている方も多いでしょうが、残念ながら日本人は(東洋人全般)あまり太っていなくても内臓に脂肪が付きやすいのです。

このためBMIが30未満、25以下の標準体型の人でも内臓脂肪を持っている人は特に男性に多いようです。

またBMIが増すにつれ内臓脂肪を持っている人は格段に増えてきます。

なぜ内臓脂肪が悪いかというと、それは内臓についた脂肪自体が、分かっているだけでも30種以上の猛毒を出すことと、例えばアディポネクチンという糖尿病や癌の抑制に効果のあるホルモンと免疫に関わる好ましい物質などを破壊したりして、糖尿病、癌や動脈硬化など数々の問題を引き起こすことです。

内臓脂肪を貯める細胞はもともと一定数存在するので、その中に脂肪が入っているかどうかの違いだと思われていたのですが、最近分かったことは脂肪細胞は内臓脂肪が多くなると脂肪細胞の総数自体も増えてくるということです。

一度内臓脂肪が付いてしまうと、脂肪細胞の数も増えてくるので、これを減らして、内臓脂肪をゼロにすることは並大抵の努力では出来ません。

もうひとつ重要なことは、内臓脂肪は(皮下脂肪も同じですが)摂取カロリーを減らして運動をしただけでは減らない場合が多いのです。

この理由は、脂肪はそのままでは細胞の燃料とはなって燃えてくれないからです。

筋肉などの細胞で燃料として使われるためには(A)一度「遊離脂肪酸」となることと、それから(B)L – カルニチンと結合しなければ細胞(の中のミトコンドリア)に入っていけません。

つまりL – カルニチンが足りなければ、運動したり、摂取カロリーを減らしてもなかなか脂肪は減らないのです。

このようにL – カルニチンは内臓脂肪を取り除き体調を改善する鍵なのです。

もうひとつ脂肪がエネルギーとして消費される経路は、遊離脂肪酸が肝臓でケトン体に変換される経路があるのですが、これは血糖値がかなり低くならなければ(つまり糖質をほとんど食べない状態が続かないと)このケトン体生産は行われません。

「糖質の摂取を減らしましょう」と言われてもなかなかご飯、パンやケーキの誘惑には勝てない方が多いので、多少なりとも内臓脂肪が付いていそうな方にはL – カルニチンを摂ることは必須となる所以(ゆえん)です。

また逆に低糖質、低カロリーの食事を励行すれば内臓脂肪はこれら2つの経路を使って減ってくれます。

ここまで「小食」「節食」「プチ断食」を勧めた本は多く出ていますし、これによって健康が増進し寿命が延びるということは大方正しいのですが、時々食事を抜いたり、量を極端に減らすことには危険も付きまといますので、次回これについて考えてみましょう。

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