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骨粗鬆症に遺伝的要素 栄養バランスを整えることが大切 

骨の強さ(骨強度)は、骨の量(骨量、骨密度)と骨の質(骨質)で決まります。

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の量が減少したり、骨の質が劣化(質が悪くなる)したりして骨が弱くなり、骨折しやすくなった病気です。

健康な骨の内部には、たくさんの棒状の骨(骨梁(こつりょう))が縦横に連結し、強度を保っています。

骨粗鬆症になるとこれらの棒状の骨が細くなったり切れたり、太さが変わらなくても弱くなったりして、もろくスカスカの状態になり、折れやすくなるのです。

骨粗鬆症は自覚症状がないまま骨が弱ってくる病気ですが、50代以上の女性の3人に1人がかかっているといいます。

骨が弱ってくるとはどういうことなのでしょうか。

骨にはカルシウムをためる働きがあります。

カルシウムは骨や歯を形成し筋肉を動かすもとになるものです。

しかし、骨にためておいたカルシウムは、血液中のカルシウムが減ってくると引き出されてしまいます。

すると、骨吸収と骨形成のバランスが崩れ骨量の減少が起こり、骨粗鬆症になり骨が弱ってくるのです。

骨粗鬆症は男性もかかる病気ですが40歳以上の国内推定患者数が男性300万人、女性980万人と、女性患者数は男性の3倍に上ります。

その原因として、骨量を増やす働きがある女性ホルモン・エストロゲンの分泌量が50代以降の閉経後に急激に減少することが挙げられます。

骨粗鬆症になった人によく見られるのは、股関節(大腿骨近位部)骨折と椎体(背骨や腰)骨折です。

股関節の骨折は寝たきりの原因に、椎体骨折は消化器系の疾患にかかりやすくなったり、背中が曲がる直接的な原因になったりします。

この病気は遺伝的要素があります。

親が骨粗鬆症になっている場合、その子や孫もかかってしまう可能性が高いようです。

また、最近は、骨粗鬆症に様々な合併症もあることがわかってきました。

高血圧患者の約半数、糖尿病患者の約10%が骨粗鬆症にかかっているというデータがあります。

早めの検診・治療をお勧めします。

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骨の健康にかかわる栄養素は多く、バランスのよい食事を心がけることが骨粗鬆症予防の基本です。

なかでも骨の材料となるカルシウムは欠かせません。

日本人はあらゆる世代でカルシウムが不足していますから、吸収率の高い乳製品をはじめ、毎日今より100~200mg多めのカルシウムをとるよう心がけましょう。

妊娠中や授乳中は、赤ちゃんのためにも、より多くのカルシウムが必要ではないかという心配がありますが、特別の配慮は不要と考えられています。

非妊娠時にくらべて、妊娠中は母体の腸からのカルシウム吸収率が著しく高まります。

特に妊娠後期の吸収率は高く、必要な量が胎児に送られ、それ以上の余分なカルシウムは尿から排泄されます。

また、授乳中のカルシウム吸収率の上昇は軽度ですが、便や尿、汗からの排泄量が減少し、乳児に必要なカルシウムは母乳で確保できます。

年齢に応じた適量を摂取すれば大丈夫です。

カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素です。

カルシウムを効率よく摂取するために、カルシウムの吸収を助ける栄養素や、反対に吸収をさまたげる栄養素を知っておきましょう。

もちろん、何より問題になるのは、かたよった食生活。

まずは1日3食、栄養バランスを整えることが大切です。

骨を丈夫にするためには、骨のコラーゲンの劣化を防いで「骨質」を良くしておく必要があります。

有効とされているのがビタミンB6、ビタミンB12、葉酸。

これらの栄養素を十分にとることは、骨を丈夫にするだけでなく、動脈硬化や心臓病のリスクも下げるといわれています。

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは食事以外でも確保できます。

人間の皮下脂肪には、日光(紫外線)を浴びることによってビタミンDに変わる物質が含まれています。

1日に夏なら木陰で30分程度、冬なら1時間程度の日光浴で十分な効果が期待できます。

ただし、ガラスは紫外線をあまり通さないため、窓越しの日光浴は避けましょう。

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