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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

食という自分への投資は必ず最大のリターンをもたらしてくれる

「コンビニエンスストアでお弁当やお惣菜などの食料品を買う際の、選び方やよい組み合わせを教えてください」という質問に対しては「お答えできません」と回答しています。なぜなら、そのようなものはないからです。

コンビニで売られている食料品を食事にしている方は多いですが、そういう方々に対しては、「真っ当な店で食事をするか、ご自分で料理をしてください」とお伝えしたいです。「健康的な食事を毎度しようとすれば、かなり負荷がかかる」と考える方が多いと思いますが、たとえ一人暮らしであったとしても、家庭内に料理するためのシステムがあれば、相当の簡略化ができます。

要は、自分の人生のどこにどれだけの価値を置くか、何を優先順位の上位にするかという意思決定にかかっているわけです。中国で生産されたチキンナゲットが絶対に食べてはいけないレベルの危険な代物だと分かっていても、平気で列をつくって買い求める消費者は山ほどいるわけで、彼らに向かって「それは食べ物のように見えるが本当は食べ物ではないので、決して口にしてはいけない」と叫んでみたとしても無意味です。

そのような方々が、家族や大切な友人たちの健康を気遣い、未来に希望を抱いて楽しく全力を発揮して働くことができるでしょうか。「料理のシステム化」が行われれば、楽に必要な栄養素を摂ることができ、食事が充実して毎度おいしく理想的なものになると分かったとしても、実行するはずがありません。時間の多い、少ないにかかわらず、自分の健康のために料理に時間と労力を費やすことの意味の重大さが理解できないでしょう。

そもそもコンビニで売っている食料品の組み合わせで、なんとか少しでもマシな食事をしたいなどという考え自体が間違っています。しかし、その愚かな考えを助長させようとする取り組みを政府が行ないました。

栄養バランスが取れたコンビニやスーパーの弁当などに「健康な食事」の認証マークをつける問題で、2015年9月、厚生労働省は制度を見直して個別の商品にマークを使わないことを決めて、都道府県などに通知しました。

「健康な食事マーク」は、日本人の長寿を支える観点から、弁当や総菜などのうち厚労省の定めた栄養バランスや総カロリーの基準を満たしたものに認証を与え、消費者が健康にいい食事を選びやすくするのが狙い。認証マークのデザインも決まり、2015年4月からあちこちでお目にかかるはずでした。

ところが、2015年1~2月の意見公募では、厚労省の決めた基準に対し、多くの関連団体から反対の声が上がりました。「玄米が2割も占めると、白米の生産に影響が出る」(自民党の農林水産関係団体)、「食塩が1食当たり3グラム未満では、梅干しや漬物が入れられなくなる」(惣菜製造業界)などです。

弁当製造業者の自己申告ということもあって、「そもそも基準を満たしているのかどうか、誰がチェックするのか」「認証マークのない弁当は不健康というイメージを与える」という批判もあがり、2015年4月実施を延期していました。

2015年9月の通知は、「健康な食事マーク」制度の事実上の撤回とみられます。厚生労働省はこうした食料品にどれほど大量の食品添加物が使用されているのか、そこに使われている食材にどれほど劣悪なものが含まれているのかを把握していないはずはありません。にもかかわらずこのような認証マーク制を導入すると、「コンビニ弁当が健康な食事」だと勘違いする消費者を増加させてしまう恐れがありました。

「お料理をする時間がない」というのなら、それほどにまで余裕が持てない働き方にこそ疑問を持つべきです。また、お料理をしたことがないのであれば、習いにいくべきです。英語を勉強する前に、まず正しい食事について勉強してください。1~2人暮らしだと廃棄する食材が出てしまうというのならば、保存の仕方を工夫すれば、簡単にその問題は解消できます。

食は最も効率のいい自己投資であり、必ずリターンを得られます。ただし、条件がひとつだけあります。それは、「自分に価値があると本気で思っているか?」ということです。このたったひとつの条件をクリアしてさえいれば、食という自分への投資は必ず実りをもたらします。決して裏切ることなく、自分に最大のリターンをもたらしてくれます。

残念ながら、自分の力を信じていない人、自分の価値がわからないまま生きている人には、リターンがありません。さて、あなたは自分の価値を認めてお料理のシステムを家庭内に築きたい、と思われたでしょうか?

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