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欧米人のヘルシーは日本人の毒になる

日本人は肉食が不足していたことから血管が弱く、免疫力も低かったことが平均寿命に大きく影響していたことは「実は短命だった日本人」で紹介しました。
終戦から10年ほどが経過して「もはや戦後ではない」といわれた時代にも、日本人が欧米人に体格、体力ともに劣っているのは肉が不足しているからだという考えに変化はなく、肉を多く食べることが経済的なステータスであり、子供たちも肉を食べて体づくりをしてきたものでした。

日本人は肉食が適度に増えたことによって平均寿命を延ばしました。
摂り過ぎでなかったときには生活習慣病がそれほど多くはなかっただけに、摂取量を少し増やすことが重要であることは理解できます。
日本人は血管が弱い体質で、肉類に含まれる動物性タンパク質のプラス面よりも脂肪のマイナス面の影響を受けやすいだけに、少し増やす程度でやめておくことが重要になってくるのです。

健康志向は世界的な傾向であり、欧米人は肉食、日本人をはじめとしたアジア人は魚食という印象が抱かれてきましたが、欧米では従来の食事の反省から肉類を減らし、魚類を多く食べる傾向になっています。
その結果、各国の平均寿命は延びています。
日本人が平均寿命を延ばしたものの、長寿世界1位の座から落ちる要因になったのもそれがきっかけだと考えられます。

魚類の価格が近年急騰しているのは、中国での消費が大きく増えたことが挙げられていますが、それと同時に欧米でも健康志向が高まり、世界的に魚類の消費が大きく伸びています。
日本では魚類と肉類を比べると魚類の摂取量が上回っていましたが、2009年(平成21年)からは肉類が上回り、魚類の摂取量は減り続けています。

日本人は肉類を減らしたほうが良いという風潮もあるものの、日本人の高齢者は血管を丈夫にするために肉類を多めに食べることが推奨されています。
日本人の体質から考えますと、特に高齢者は血管を丈夫にするために動物性タンパク質の不足を補う必要があります。
欧米人は乳製品を多く摂ることでタンパク質を補っていますが、日本人は牛乳を分解しにくい体質であることから肉類の摂取が重要になっています。

沖縄県の肉食と健康の関係については「日本人は肉類の脂肪が血液中で固まりやすい」で紹介しましたが、もう1つ踏まえておきたいのは、肉食以外の食事の変化です。
沖縄県は今から70年前にアメリカ文化の影響を色濃く受けることとなり、ステーキやハンバーグ、サンドイッチ、アイスクリームといった食の欧米化が急速に進みました。
日本国内でいち早く欧米化したことが、生活習慣病を増やし、沖縄県の20~64歳の死亡率は男女ともに全国ワースト1位となっています。
欧米化した食事が、肥満の原因になることは広く知られていますが、沖縄県の肥満者の割合も男女ともに全国1位となっています。

肉類は種類によって脂肪酸の割合が異なるといっても、脂肪が多く含まれることには変わりがありません。
日本人は代謝が低いために脂肪を燃焼させにくい体質であることから、余分に摂った脂肪を燃焼させて健康に影響が出ないようにすることも重要となります。
その脂肪の燃焼を盛んにすることも、これまで取り組んできた大きなテーマとなっています。

脂肪を多く摂ることは血管だけでなく、肝臓にも大きな負担をかけています。
肝臓に脂肪が多く蓄積する脂肪肝の増加に加えて、加工食品に多く含まれている食品添加物、輸入食品に残留している農薬、水産物に含まれる水銀などの有害物質、以前に比べて大幅に増えた医薬品などは肝臓には負担をなっています。
肝臓が大きく、解毒能力が高く、さらに脂肪や有害物質の分解を長い歴史の中で続けてきた欧米人に比べると、日本人の肝臓は小さく、弱く、影響が出やすいだけに、食品の種類だけでなく、その中に含まれる物質についても考慮して選ばなければならないでしょう。

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