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年齢を重ねると便通が悪くなっていく

若いときに便通がよかった人でも年齢を重ねるにつれて便通が悪くなる傾向があります。
その理由としては、食事量が減り、硬い食品を食べなくなることによって食物繊維が不足することや、腸内細菌の悪玉菌が増えていくこともありますが、そのほかに消化液の分泌量が減ること、腸の蠕動(ぜんどう)運動に関わる自律神経の働きの変化があげられます。

消化液のうち特に減りやすいのは胃液で、強酸性である胃液の分泌量が減ると胃の中だけでなく、腸の中の酸性度も低下していきます。
腸内細菌の善玉菌は腸内の分泌量が減ると胃の中だけで、腸の中の酸性度も低下していきます。
腸内細菌の善玉菌は腸内の酸性度が高いほど増殖しやすく、酸性度が低下するほど悪玉菌が増殖しやすいので、高齢になるほど善玉菌が減って発酵しにくく、便通が悪くなっていきます。

自律神経は、自動車でいうとアクセルの働きをする交感神経と、ブレーキの働きをする副交感神経とがあり、原則的には交感神経が内臓などの働きを盛んにしています。
しかし、例外もあり、胃液を多く分泌させるのは副交感神経の働きとなっています。
自律神経は年齢を重ねても働きが低下することはありませんが、副交感神経は年齢を重ねるほど低下していくことが知られています。
つまり、中高年以降には副交感神経の働きが低下することから胃液の分泌量が減り、それが善玉菌を減らし、悪玉菌を増やすことにも繋がっています。

また、副交感神経は腸の蠕動運動を活発にする働きがあります。
そのため、年齢を重ねることによって副交感神経の働きが低下すると、蠕動運動が低下して便通にも影響が出るようになります。

副交感神経の働きを盛んにしてリラックスするためには、気分を落ち着かせること、深呼吸をすること、横になって体を休めることなどが挙げられますが、自律神経は“自ら律する”と書くように、自分の意思ではコントロールできない神経となっています。
しかし、温度の変化には反応しやすく、気温が20~22℃では副交感神経が盛んに働き、それよりも気温が高くても低くても交感神経が盛んに働くようになります。

入浴やシャワーでのお湯の温度は特に自律神経に作用しやすく、38℃以下で副交感神経が盛んに働き、42℃以上で交感神経が盛んに働くようになります。
交感神経の働きが盛んになりすぎて興奮状態になっているときには胃液が出にくくなり、蠕動運動が低下しますので、低めの温度で入浴する時間を増やし、心身ともにリラックスする時間を作るようにすることが求められます。

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