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何が健康寿命を短くしているのか

健康寿命を短くしている原因として、動脈硬化を要因とした脳血管疾患が指摘されています。
実際には、要支援・要介護になった原因(平成25年)を見ると、脳血管疾患が17.2%と最も多く、次いで認知症が16.4%、高齢による衰弱が13.9%となっています。
しかし、調査年度によっては20%を超えることもあり、脳血管疾患の予防が重要であることが分かります。

運動器の障害は、膝(ひざ)関節や股関節の障害、筋肉不足やバランス能力の低下によって運動機能が低下した状態が挙げられます。
日本整形外科学会は2007年(平成19年)に、これらの障害を「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」と名付けて、運動器の障害を予防することによって要支援・要介護を減らすことを目指して提案を行っています。

健康寿命を延ばすためには運動器の健康のために関節や筋肉を健全に保つとともに、もう1つ実施すべきことがあります。
それはメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の対策です。
メタボリックシンドロームは、その名のとおり内臓の周りに脂肪が多く蓄積されることによって起こる、様々な状態を指しています。

脂肪細胞には、脂肪を重要なエネルギー源として蓄積するエネルギーの貯蔵庫の役割のほかに、ホルモンを分泌する役割があります。
その分泌されるホルモンの中には血圧や血糖値を上昇させる作用がある悪玉アディポサイトカインがあり、内臓脂肪が肥大化していくと分泌量が多くなることが確認されています。

そのため、メタボリックシンドロームが進行するとドミノ倒しのように高血圧や、インスリンの働きが悪くなる糖代謝異常などが起こり、血栓もできやすくなります。
内臓脂肪が過剰に蓄積された内臓脂肪型肥満がドミノの1列目で、2列目には高血圧、食後高血糖、脂質異常症(高中性脂肪血症、高LDLコレステロール血症)が並んでいます。
この2列目のコマが倒れたとき、つまり予備群の状態が放置されたことと内臓脂肪型肥満が合わさったときにメタボリックシンドロームと診断されることになります。

診断基準としては、内臓脂肪型肥満に加えて、血圧、血糖、脂質の項目があり、この3項目のうち2つ以上の項目に当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。
喫煙をしている人は血圧が上昇しやすく、血管のダメージが大きくなることから、血圧、血糖、脂質の1つでも当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されています。

ドミノの3列目には、高血圧症、糖尿病、脂肪肝などが並び、4列目には糖尿病の合併症である腎症、網膜症、神経障害のほか、脳血管疾患、虚血性心疾患が、そして5列目には糖尿病の合併症の先にある透析、失明、下肢切断のほか、脳卒中、心不全、認知症が並んでいます。
3列目まで進むと進行を止めることが難しくなるだけに、2列目の予備群の状態、さらには1列目の内臓脂肪型肥満の段階で、これ以上は進まないように、健康な状態に引き戻すようにしなければならないことが分かります。

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