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日本人は塩分が高血圧の原因とは限らない

高血圧であることが指摘されると、塩分を控えた食事を医師や栄養士から言い渡されることが多いことから、塩分に含まれるナトリウムが高血圧の原因と思われがちです。
しかし、ナトリウムによって血圧が上がるタイプであるナトリウム感受性が高い人は高血圧患者の30%ほどだといわれています。
ナトリウム感受性が高くない人は、ナトリウムを多く摂っても、それほど血圧が上昇しない特徴があります。

高血圧を引き起こす遺伝子は確定されていませんが、内臓脂肪が増えたときに脂肪細胞から多く分泌されるアンジオテンシノーゲンが関係することが証明されています。
アンジオテンシノーゲンは血液中でアンジオテンシン変換酵素の作用によってアンジオテンシンⅠを経てアンジオテンシンⅡに変わっていきます。
アンジオテンシンⅡには強力な末梢血管収縮作用があり、余分なナトリウムを排泄する働きがあるカリウムを排泄させることから二重の理由で血圧が上昇しやすくなります。

日本人の多くが、アンジオテンシノーゲンの分泌量を増やす遺伝子を持っています。
この遺伝子はナトリウムによって血圧を上昇させることから、ナトリウムを摂り過ぎることによって高血圧になりやすいと考えられています。

ナトリウム以外で血圧が上がる要因としては、加齢(男性は60歳以上、女性は65歳以上)、喫煙、ストレス、食べ過ぎ、肥満、運動不足、過度のアルコール摂取、寝不足、疲労、糖尿病、動脈硬化、寒さ、温度の急変、排便時の力み、遺伝子的な体質、タイプA型行動パターンと呼ばれる性格などが挙げられます。

血圧は40歳を過ぎる頃から上昇する傾向を示し、性別でみると50歳代までは男性のほうが血圧は高く、60歳以上では女性のほうが高くなっています。

タイプA型行動パターンは、せっかち、怒りっぽい、競争心が強い、積極的といった行動パターンで、ストレスを抱え込みやすく、これらのことが血圧を上げる引き金になっていることが指摘されています。

高血圧の体質は遺伝するといわれており、一般には両親ともに高血圧ではない場合には子供が高血圧になる確率は5%ほどですが、両親のうち片方が高血圧なら約3分の1、両親ともに高血圧なら約2分の1が高血圧になります。
親が高血圧であっても高血圧になるとは限りませんが、同じ食事を摂っていると塩分の好みが似てきます。
塩味の感覚は3歳までに身につくといわれ、この時期までに塩分を多く摂っていると普通の塩分濃度でも塩味を感じにくくなります。

そのため、親が塩辛い味付けを好む場合には、食事の味付けが濃くなる傾向があり、その食習慣が受け継がれた結果とみることもできます。
外食のときに味を確かめずに塩や醤油、ソースをかける人は食塩を1日に約20g、味を確認してからかける人は約12g、そして調理の味付けのみで食べる人でも約6gを摂っているという報告があります。

血圧は病気によって高まる傾向があるものの、高血圧の90%は本態性高血圧と呼ばれるもので、原因となる病気が見当たらないにもかかわらず血圧が上がっています。
特徴的な症状がないために気づきにくく、検査で初めて見つかることが多いようです。

臓器の病変など原因が判明しているものは二次性高血圧と呼ばれ、腎性高血圧、甲状腺機能亢進症による高血圧、心臓や血管の異常による高血圧などが挙げられます。

本態性高血圧は要因がひとつではなく、複数の要因が重なって起こると考えられています。
本態性高血圧も遺伝が関係していて、片方が高血圧だと50%ほどに、両親ともに高血圧だと70%ほどの確率で子供に高血圧が現れるといわれています。

栄養バランスが乱れて血液中のビタミン、ミネラルが不足すると、これらの栄養成分の体の組織が取り入れられるようにするために自律神経の交感神経の働きが高まり、血圧が上がりやすくなります。
また、ストレスも交感神経の働きを活発にさせて、末梢神経を収縮させて血圧を上昇させることが知られています。

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