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コレステロールは健康被害を与えない

コレステロールは動脈硬化のリスクを高める原因であるとして、摂り過ぎには長らく注意が呼びかけられてきましたが、2014年(平成26年)に衝撃的なことが発表されました。

2015年(平成27年)2月のアメリカの農務省と保健福祉省から、食事でのコレステロール摂取制限は必要ないとの発表があり、これを受ける形で厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準」には、日本人が1日に摂るべき栄養素の基準が示されています。
この基準は5年ごとに見直しが行われ、現在の2015年版は2015年から2019年までの使用期間となっています。

コレステロールの摂取基準は、2010年版では750mg未満となっていました。
その基準(目標量)が2015年版から無くなったのは血液中のコレステロールのうち食事による外因性コレステロールは20~30%で、肝臓で合成される内因性コレステロールが70~80%と多いことから、コレステロールが多く含まれる食品を制限するよりも食事全体のエネルギー量を制限するほうが動脈硬化のリスクを低減させることが理解されてきたからです。

また、コレステロールの腸からの吸収率は20~80%と個人差はあるものの、平均では50%ほどで、食物繊維が多い食事を摂ることでコレステロールの吸収率が低下することも知られています。

コレステロールの危険性について一般に知られるようになったのは、旧ソ連の病理学者の研究がきっかけでした。
この研究はウサギにコレステロールが多く含まれる鶏卵を与えて血液中のコレステロールの上昇を調べたもので、試験では確かに大動脈にコレステロールが付着して動脈硬化が起こったことからコレステロールが動脈硬化の原因であると発表されました。

しかし、ウサギは草食動物であり、普段はコレステロールを摂取することが全くないために、コレステロールを摂ることによってコレステロール値が急上昇
していたことが後になって判明したのです。

人間は普段からコレステロールを摂取しているために、摂取量に応じて体内で合成されるコレステロールの量を調節していますが、草食動物には その機能がないことを知らなかったために、誤った情報が伝えられる結果となったわけです。

それならばコレステロールが多く含まれるレバーや卵などは、いくら食べてもよいかというと、やはり食べ過ぎは動脈硬化のリスクを高めることになります。
その原因として指摘されているのは、活性酸素の影響によるLDLコレステロールの酸化です。

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