お悩み・症状・習慣別のサプリメント活用術

menu

サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

果糖はブドウ糖の10倍以上も糖化を早め、さらに脂肪を合成する

酸化には糖化の問題も関係してきます。

血液や組織液中の糖と結びつくタンパク質には濃度依存症があります。

つまり、糖の濃度が低ければ結合するタンパク質も少なく、濃度が高ければ結合するタンパク質も増えるのです。

だから血糖値が高いと糖化が、より進むのです。

糖と結合したタンパク質は劣化して、元の機能が無くなるので、結果的には酸化したのと同じ状態になります。

そのうえ、糖化が進むとAGE(終末糖化産物)になり、それが有害物質フリーラジカルを発生させ、酸化を促進させるのです。

果物の甘味、果糖に関して、以前は、基本的に血糖値は上げないので心配はないと言われていました。

ところが、いくらブドウ糖や砂糖を控えても、アメリカでの肥満の問題は解決しませんでした。

そこで、果糖も関係しているのではないかと言われるようになり、研究の結果、果糖はブドウ糖以上に糖化を促進し、さらに脂肪を合成することが判明したのです。

また、通常とは異なる経路で尿酸が作られる仕組みも明らかになり、尿酸が増えることによる痛風の点からもあまり良くないことが分かってきています。

いくらシュガーカット飲料でも、その中に果糖が入っていれば、脂肪合成が促進されてしまいます。

ダイエットどころではありません。

また日本産の果物は全体に甘すぎる、つまり糖度が高い傾向があるので要注意でしょう。

たとえば、バナナなどを食べると血糖値は跳ね上がります。

それは、バナナにブドウ糖由来の糖が入っているからで、この点でも「果物の甘さは果糖だから安心」とは言えません。

血糖値が気になる人は、バナナを頻繁に食べるのを控えたほうがいいでしょう。

“果糖”が多く含まれる果糖ブドウ糖液糖や高果糖液糖などは、砂糖よりも価格が安いため、市販のジュースなどの清涼飲料水、スポーツドリンク、ドレッシング、焼き肉のたれなどの私たちの身近にある多く食品に配合されています。

“果糖”は、食事や飲み物で摂取すると、消化酵素に分解されず、そのままの形で腸から吸収されます。

血液中に入ると、大部分は直接細胞の中へと入っていきます。

ブドウ糖のようにインスリンが関与することはありません。

そしてブドウ糖の10倍以上も糖化を早めます。

“果糖”によって生成されるAGEsは、次の実験でも以下のように、ブドウ糖より大幅に増えています。

ブドウ糖と果糖の糖化反応比較

残りの果糖は肝臓に入って肝臓内の酵素の働きで、一部はグリセリドという中性脂肪に変化し、さらに一部はブドウ糖へと変化します。

グリセリドは脂肪細胞へせっせと送り込まれますから、肥満の原因にもなります。

ですから果糖の摂りすぎは禁物なのです。

最後に、果物には果糖が多く含まれていると勘違いされやすいのですが、実は果物はそのものの果糖含有量はそれほど多くありません。

しかもビタミン類や食物繊維なども豊富に含まれているので、適量をゆっくり食べる分にはまったく問題ありません。

異性化糖とは、果糖またはブドウ糖を主成分とする糖のことで、サツマイモやトウロモコシ、ジャガイモなどのデンプンを酵素で糖化した後、その一部を別の酵素で異性化させたものが成分となります。

異性化糖製品は以下のように分類されます。

【ブドウ糖果糖液糖】

果糖含有率(糖のうちの果糖の割合)が 50% 未満のもの。

【果糖ブドウ糖液糖】

果糖含有率が 50% 以上 90% 未満のもの。

【高果糖液糖】

果糖含有率が 90% 以上のもの。

【砂糖混合異性化液糖】

上記の液糖に 10% 以上の砂糖を加えたもの(その液糖がブドウ糖果糖液糖なら砂糖混合ブドウ糖果糖液糖)。

スポンサードリンク

関連記事

このブログに投票くださった方へ感謝