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活性酸素の「過剰産生」とその「慢性化」が大きな問題

近年、健康に関して何かとよく目にするキーワードが「活性酸素」です。

現代のライフスタイルのもとでは、最も注視しなければならないトピックです。

活性酸素は名前の通り酸素ですが、普通の酸素とは違います。

そもそも酸素自体は誰もが知っている通り、生命活動に無くてはならないものです。

酸素は体内で下図の水の還元反応のように代謝され、そこから産生される4つの活性酸素は体内に入り込んだ異物を除去する働き、そして身体を守る免疫系において非常に重要な役割を果たします。

水の還元反応

「活性酸素=悪」ではなく、活性酸素は代謝を促したり、免疫に関わる働きをする身体に必要なものです。

では何が問題なのかと言いますと、活性酸素の「過剰産生」とその「慢性化」が大きな問題になるのです。

過剰産生された活性酸素は、異物などの攻撃するターゲットが無くなると、体中の正常な細胞までも攻撃し酸化させてしまいます。

結果、酸化された細胞、器官はその機能を低下させてしまい、身体に不調が生じます。

また酷(ひど)い時にはDNAやRNAのような遺伝子情報の担い手にまで攻撃が及んでしまいますので、癌(がん)の発症に大きく関わってくるのです。

また、活性酸素の厄介なところは、酸化された対象物そのものが活性酸素と同じような働きをする活性酸素種に変わるということです。

たとえば、血中に存在する中性脂肪やコレステロールなどは酸化すると過酸化脂質となり活性酸素化します。

そして、過酸化脂質自らが中性脂肪やコレステロールを酸化してしまうのです。

活性酸素による組織破壊の繰り返しは動脈硬化などを引き起こし、体内で処理しきれない余分な活性酸素は、癌、心筋梗塞、脳梗塞や生活習慣病などの様々な病気の原因であると言われています。

つまり、日本人の三大死因と大きく関わっているのです。

現代のライフスタイルを見ますと、仕事に追われた日々を送っていたり、不規則な生活をしていたりと、大半の方がストレスを受けやすい「活性酸素の過剰産生が慢性化しやすい生活」を送っているように思えます。

ライフスタイルそのものを変える事は容易でありませんので、食の面から活性酸素対策を講じることは賢い選択です。

活性酸素には、いくつかの種類があり、狭義では4つに分類されます。

酸素が水に代謝されるまでに発生する中間体の①スーパーオキサイド、②過酸化水素、③ヒドロキシルラジカル、また3重項酸素(普段吸っている酸素)が励起(れいき:量子力学で、原子や分子が外からエネルギーを与えられ、もとのエネルギーの低い安定した状態からエネルギーの高い状態へと移ること)した際に起こる、④1重項酸素の4つが、俗に言う活性酸素です。

ここで知っておかなければならない事は、ひとつの抗酸化物質でこれら全ての活性酸素を還元(無害化)できるわけではないということです。

つまり、活性酸素の種類によって、用いるべき抗酸化物質は変わってくるということです。

活性酸素は非常に短いライフタイムで絶えず変化しているため、これら4種類の活性酸素すべてに対応しなければ、活性酸素全体を無害化することは出来ないのです。

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