お悩み・症状・習慣別のサプリメント活用術

menu

サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

血糖値が下がりにくくなる「インスリン抵抗性」

糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満などを一括りにする見方は、別名、「インスリン抵抗性」というもので、40代から起こってくる身体の大きな変化の1つです。

1980年代から、生活習慣病と言われる様々な病気の原因として指摘されるようになりました。

インスリンは、筋肉や脂肪組織へ血糖の取り込みを促し、血糖値を下げるホルモンで、膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島ベータ細胞から分泌(ぶんぴつ)されるものです。

私たちの身体には血糖値を調整して、常に一定に保つ働きがあります。

食べ物から得た糖質は、分解されて血液中にブドウ糖として溶け込みます。

これが血糖です。

血糖が増えると、膵臓から運搬役となるインスリンが分泌され、それによって全身の細胞へ運ばれてエネルギーとして利用されます。

細胞にエネルギーとして取り込まれる量は決まっているので、ブドウ糖が余ると、グリコーゲンや中性脂肪となって肝臓や脂肪細胞などに貯蔵されます。

逆に足りなくなった場合は、そこから出して利用します。

このようにして、血糖値は一定の範囲に保たれているのです。

インスリンは血糖値に応じて分泌されるので、血糖値が高くなると、膵臓は頑張って、もっとインスリンを出そうとします。

しかし、そうした状態が続くと次第に膵臓が疲れてきます。

また、インスリン自体の効きも悪くなってきます。

このように血糖調節のメカニズムが低下し、血糖値が下がりにくくなる状態が、「インスリン抵抗性」です。

血糖値が高くなってしまう糖尿病は、この状態にあります。

糖尿病になり肥満を伴うと、ますますインスリンの効きが悪くなり、インスリン抵抗性はどんどん高くなる、といった悪循環に陥ってしまうのです。

インスリン抵抗性は、そのほか血圧が上がったり、血管壁がもろくなったり、体内脂肪が増加したりする様々なトラブルと密接に関係していることも分かってきました。

内臓脂肪が増えれば、インスリン抵抗性が進行し、これまでと同じ量のインスリンでは血糖値を基準値以下に下げられなくなります。

同じ量のインスリンでは血糖値が下がらなくなると、糖尿病を回避しようとして、身体はどんどんインスリンの分泌量を増やさなければならなくなります。

この悪循環による身体への過度な負荷によって、各部に様々なトラブルが起こってくるのです。

これが、40代から始まるインスリン抵抗性という変化の実態です。

スポンサードリンク

関連記事

このブログに投票くださった方へ感謝