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ヒアルロン酸について

ヒアルロン酸とは、人や動物の身体の中に含まれている多糖類の1種で、特に関節の中にある関節液や関節軟骨、眼球の水晶体(レンズ部分)の後ろにある硝子体(ガラス体)、皮膚、臍帯(さいたい:へその緒)などに多く含まれていて、人などの生体内でタンパク質と結合する性質を持つムコ多糖類と呼ばれています。

ヒアルロン酸の水溶液は無色透明で粘度が高く、ゲル状になっています。人の身体の中では、関節液や関節軟骨に含まれたヒアルロン酸が、骨と骨との間の動きを滑らかにする潤滑作用や、クッションの役割を果たす緩衝作用によって、関節の動きをよくする役目を果たしています。その他にも、眼球のガラス体の中にあって眼球の形を保ったり、細菌の侵入を防ぐ、皮膚のみずみずしい張りを保つなどの働きもしています。

ヒアルロン酸は加齢とともに減少するため、年を重ねると肌の保湿性や弾力性が失われ、シミ、しわ、たるみが発生してきます。また、腰痛や関節痛、ドライアイや老眼などもヒアルロン酸の減少が一つの原因となっています。ヒアルロン酸が最も多いのは胎児の時で、それ以降は減少し続けます。特に40代以降に急激に減少し、胎児の時の2分の1の量となり、60代になると4分の1の量にまで減少すると言われています。

医師が処方する医薬品として、変形性膝関節症の軟骨保護や、白内障手術の補助薬、角結膜上皮障害の治療などに用いられています。化粧品では保湿成分として利用され、サプリメントにも美肌成分として配合されています。1日120㎎の摂取を続けると、肌の水分量が高まり、シワの数が減少する効果が確認されています。ヒアルロン酸は、ニワトリの鶏冠(とさか)から抽出したものや、微生物の発酵で生産したものが利用されています。

ヒアルロン酸注入とは、気になる部分にヒアルロン酸を直接注入し、肌にふくらみを持たせて、くぼみやシワを改善する治療です。まぶたに行えば、自然なふくらみのあるまぶたになり、二重のラインもハッキリするため、目もと全体が若々しく華やかな印象になります。

まぶたへのヒアルロン酸注入でもっとも多いトラブルは「内出血」で、ごく軽いものを含めると全体の半数近くに現れるといわれています。これは注射針が毛細血管に偶発的にあたったしまうことで生じます。軽い内出血なら1週間程度、強い内出血なら2週間程度で自然に回復していきます。

もう一つのトラブルは、まぶたの重さと腫れです。目周り用の柔らかいヒアルロン酸を使用しても、皮膚と皮下組織が非常に薄い部位へ注入するので、ヒアルロン酸が吸水している間は、まぶたが重く感じたり、むくんだりします。なじむまで少なくとも2〜4週間かかります。この変化を最小限にするため、一回の注入量は少なめにします。ボリュームが足りない場合や左右差がある場合は、吸水期が落ち着く1〜1か月半後に、追加注入することがあります。ですから、大事なイベントがある場合は2か月前に受診すると良いでしょう。

ヒアルロン酸注入では施術直後からメイクが可能とされていますが、針傷からの細菌感染のリスクもあるため、まぶたへのメイクは控えるようにしましょう。まぶたの内出血や腫れが気になる方は、長期休暇前などに施術を受けるとよいでしょう。

また、施術後しばらくの間は、注入した部位を強くこすると、「まぶたの腫れがひどくなる」「注入したヒアルロン酸が移動する」などの可能性があります。注入部位のフェイスマッサージは、施術を受けて1か月経ってからにしましょう。

ヒアルロン酸注入で用いる製剤は、医療機関によって異なります。長期間効果が持続する薬剤には、ヒアルロン酸以外の成分が含まれている場合があるため、アレルギーによる副作用のリスクが高くなることもあります。まぶたへのヒアルロン酸注入を検討する際は、かかりつけの医療機関でどのようなヒアルロン酸を使用されているのかを確認することも大切です。

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