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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

疲労回復のために摂りたい栄養素

最も摂って頂きたい栄養素はビタミン、ミネラルです。

前回の記事で紹介しましたように、エネルギー産生や疲労物質の分解経路では多くの酵素が働いていますが、その酵素の働きを助けるのがビタミンやミネラルになります。

疲労物質である乳酸やアンモニアは、TCA回路やオルニチン回路で代謝・分解されますが、これら回路で働く酵素の活性に深く関わっているのが、亜鉛や鉄、マンガンなどの微量ミネラルとビタミンB₁ などの栄養素です。

また、働き過ぎやストレス過多が指摘される現代人は、自律神経のバランスが崩れて交感神経が常に優位になっていることが多く、神経の働きを正常に保つように働くビタミンB群(特にビタミンB₁₂)やカルシウム、マグネシウムも非常に重要な栄養素です。

手っ取り早く脳の疲れを軽減するには、糖質を摂取するのが一番です。

糖質は消化吸収が早いため脳のみならず肉体へも素早くエネルギー補給をすることが出来ます(脳には脳関門があり、エネルギー源としては糖質のみが通過することが出来ます)。

しかし、糖質といえばケーキやチョコレートなどの甘いものを想像しがちです。

確かに、これらの糖質(単糖類や二糖類)は脳のエネルギーであるブドウ糖への分解や吸収が早いため疲労に対して素早い効果が期待されますが、つい食べ過ぎてメタボリック・シンドロームや糖尿病へと繋がってしまうリスクもあります。

また、栄養ドリンクなどに多量の糖質が入っているのもこのためです。

糖質については上記の通りです。

そして、筋肉性の疲労にはタンパク質が重要になります。

筋肉を激しく使うような仕事や運動では筋肉(タンパク質)をアミノ酸へと分解し、これをさらにグリコーゲン(炭水化物)に変化させてエネルギーとして消費します。

そのため、タンパク質やタンパク質を構成するアミノ酸を摂取することで消費した分を補う必要があります。

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栄養ドリンクは効果があるのか?

栄養ドリンクの主な成分は、ブドウ糖とビタミン類、カフェインやアルコールです。

ブドウ糖は消化吸収が早い為、すぐにエネルギーへと変換されますし、カフェインやアルコールには覚醒(かくせい)作用があります。

また、液体であるため腸による吸収が速く効果も早く出てきます。

つまり、栄養ドリンクの効果は、ブドウ糖やビタミン類による栄養素的な効果と、カフェインやアルコールによる「疲労が回復した気分」へと導く効果なのです。

栄養ドリンクに含まれるカフェインやアルコールは、依存しやすい傾向がありますし、肝臓にも負担をかけます。

また、ブドウ糖を多く含むため、毎日飲んでいると糖尿病につながる危険性もあります。

常用するのは避けて、「ここぞ!」というときのために残しておきたいものです。

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