19Nov

ゴマには、食物繊維、鉄分、カルシウムなど豊富な栄養が含まれています。
なかでも、ゴマにわずかに含まれる「ゴマリグナン」は抗酸化作用が高く、肝機能を高めたり、デトックスや脂肪の分解などに効果を発揮してくれます。
さらに、ゴマに含まれるビタミンEが、ゴマリグナンの抗酸化作用をサポート。
アンチエイジングなど、美容面にも効果があることが分かってきています。
ゴマリグナンをはじめ、ゴマの成分を健康に役立てるには、1日に大さじ1~2杯(10~20g)食べると良いと言われています。
ただし、そのまま食べても意味はありません。
というのも、ゴマの栄養分は固い種皮の中に閉じ込められており、その種皮の成分は食物繊維。
つまり、人間の消化酵素では分解することができないのです。
大量にゴマを食べても、ほとんどはそのままの形で小腸を素通りし、便となって排出されています。
したがって、ゴマの栄養を摂るには、すり鉢などですり潰すことがポイントとなります。
胡麻和(ごまあ)えのほか、市販のドレッシングに混ぜたり、しゃぶしゃぶ鍋のタレに使っても美味しいです。