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転移性ガン細胞に顕著なエネルギー確保

悪性脳腫瘍でIDH1(イソクエン酸デヒドロゲナーゼ1:isocitrate dehydorgenaze)遺伝子に変異がある場合は、進行が遅いことが分かっています。

実は、IDH1遺伝子はグルタミン酸の発酵を促進する働きがあります。

その遺伝子に変異があるとグルタミンの発酵が抑えられる分、ガン細胞のエネルギー源の一部が断たれることで、ガンの成長が抑えられるのです。

グルタミンは脳内でグルタミン酸塩になります。

グルタミン酸塩は、神経を興奮させる(興奮性アミノ酸)神経伝達物質であるため、
作用が終わると速やかに処理しないと、いつまでも神経細胞が興奮したままの状態になりダメージを受けます。

そのため、正常な脳内ではグルタミン濃度は厳密にコントロールされています。

しかし、放射線治療などで脳にダメージが加わると、この「グルタミン – グルタミン酸塩」サイクルのコントロールが失われ、いつでも脳のガン細胞(脳腫瘍)がグルタミンにアクセスできるようになります。

放射線治療もこのように脳腫瘍の治療においては、ステロイドが血糖値を上げてガンにエサを与えるのと同じように、わざわざ敵に塩を送るようなことをやっているのです。

後述しますが、ガン細胞の栄養を絶つために、血糖値を下げるような食事法を用いても、すべてのガンに効果がないのは、前述したようにガン細胞には糖だけでなく、グルタミンを栄養として生き延びることができるタイプがあるからです。

そして興味深いことに、グルタミン発酵によるエネルギー確保は転移性のガンに顕著です。

ガン細胞のエネルギー産生

以下のように糖(果糖)とグルタミン(アミノ酸)を材料として発酵によってエネルギーを得ます。

1.糖あるいは果糖を細胞質で発酵(ATPというエネルギー通貨数として2個)

2.グルタミン(アミノ酸)をミトコンドリア基質内のクエン酸回路で発酵(ATPというエネルギー通貨数として2個)

正常細胞のエネルギー産生

糖・脂質を材料としてミトコンドリア内膜の酸素呼吸で酸化的リン酸化による(ATP通貨として36~38個)

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