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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

ガンのみをターゲットにした根治治療

ガンがミトコンドリアの細胞内呼吸のダメージによって起こるのであれば、ガンの増大・転移はもちろんのこと、ガンの予防法も浮かび上がっていきます。

ミトコンドリアに直接ダメージを与えるもの(抗ガン剤、放射線、ウイルス感染)、あるいはミトコンドリアにダメージを与える慢性炎症の原因となる物質やライフスタイルを避けることが何よりもましてガンの予防としては有効なのです。

慢性炎症を引き起こす原因として、感染、喫煙、放射線、肥満、化学物質(ガン誘発物質、自己免疫誘発物質)、リッキーガット、大気汚染、過度の飲酒など、たくさんの要因があります。

これらの慢性炎症を引き起こし、ミトコンドリアにダメージを与えるような環境因子を避けることで、少なくとも80%のガンの発生が防げると見積もられています。

さらにミトコンドリアを活性化することでガンの予防が強化されます。

このミトコンドリア機能を強化するライフスタイルを「パレオライフスタイル」と呼びます。

ここではその中でも重要な日光浴、睡眠、断食について要点を述べたいと思います。

日光浴

「日光浴ビタミン」といわれるほどビタミンDの生成には不可欠の生活習慣です。

ビタミンDは、太陽光の紫外線Bで皮下組織のコレステロールから作られます。

このビタミンDはミトコンドリアの細胞内呼吸の効率を高めることが最近の研究で判明しています。

また、ビタミンDはマクロファージから出される炎症性物質を抑えることで慢性炎症を抑える効果も報告されています。

このようにビタミンDにはミトコンドリア活性化・慢性炎症鎮静化作用があるため、乳ガン、大腸ガン、肺ガン、悪性リンパ腫、前立腺ガンなどのガンをはじめ、16種類のガンや様々な慢性病に効果があり、死亡率を下げるという報告がこれまで相次いでいます。

日光は自然の恵みです。

ミトコンドリアの機能を改善し、ガンを防ぐためにも日光浴を習慣化していきましょう。

睡眠

国際ガン研究機関(IARC)は、睡眠不足を招くシフト勤務がアクリルアミド、抗ガン剤(シスプラチン、アドリアマイシン)、マスタードガスと同程度の発ガン作用(グループ2A)があると報告しています。

夜間に光にさらされると、夜間にピーク濃度に達するはずの「メラトニン」というホルモンの分泌が抑制されてしまいます。

メラトニンの血中濃度は昼に低く、夜に高くなり、睡眠と関連しています。

メラトニンの抑制はヒトの概日(がいじつ)リズム(夜に寝て、昼間活動するリズム)、生殖ホルモンなどを障害する他、慢性炎症、ガン発症に影響を及ぼすことが指摘されています。

メラトニンの慢性炎症抑制・抗酸化作用でミトコンドリア機能が改善していくことがその理由として考えられます。

1979~1985年にカナダのモントリオール州、ケベック州で最低6ヶ月間夜間勤務に従事した男性(タクシー運転手、機関士、警備員、消防士、警察官、ライター、医師など)とガン発症の関連を検討した研究では、肺ガン、結腸ガン、膀胱ガン、前立腺ガン、直腸ガン、膵臓ガン、非ホジキンリンパ腫の7種類のガンの発生のリスクが高くなることが論文報告されました。

以前から、夜間勤務の多い看護師に乳ガンなど、ホルモンの関係しているガンの発症率が高いことが知られていましたが、睡眠不足が続くことで発ガンすることも報告されています。

ちなみに全盲の夜間勤務者ではガン発症率が低いことが1998年のスウェーデンにおけるガン研究で明らかになっています。

光を感知しないことでメラトニンが出るためにガンの発症率が落ちるのですね。

さらに睡眠障害では、食欲が増加し、インスリン抵抗性が高くなり(インスリンの効果が低いため高血糖になる)、認知機能にも影響を及ぼします。

3週間にわたって睡眠を制限、概日リズムを障害した実験では、血中インスリン値が低下し、血糖値が上昇。

参加者の一部は前糖尿病状態を示したことが報告されています。

その場合、安静代謝率(RMR)は、睡眠制限後にマイナス8%低下すると、体重が1年当たり5.7kg増加すると見積もられるため、睡眠障害では慢性炎症の温床であるメタボリックシンドロームになるということです。

なによりも血糖値の上昇はガンの増大の原因になります。

睡眠はメラトニンという強力なミトコンドリア活性化物質を生み出し、ガンを予防します。

断食

カロリー制限はヒトのガンの発症率を下げることが報告されています。

マウスなどの実験で効果のあるカロリー制限は総カロリーを基礎代謝(安静時に要するカロリー)の40%も減少しなければなりませんが、ヒトではこれは1日500~600キロカロリーに相当します。

私たちの先祖は、長い飢餓にも耐えうる体を作ってきました。

それがケトーシスという、貯蔵している脂肪をケトン体という形でエネルギーとすることでした。

1974年には、健常人であれば、30~40日の水だけ断食でも、健康に悪影響を及ぼさないことが報告されています。

更に長い期間の水だけ断食でも副作用が出ないことも分かっています。

よく断食では低血糖症状(頭痛、震え、意識障害など)が起こるのではないかという危惧が取り沙汰されます。

このような症状が出るのは、血糖値が下がっているのにケトン体濃度が十分でない場合に起こります。

実際に、徐々に糖からケトン体へとエネルギー源を移行すれば低血糖症状は起こりません。

ケトン体をエネルギー源とすることで、インスリン値も下がり、慢性炎症も抑えられるので、ミトコンドリアの機能を高めることができます。

また、このようなカロリー制限あるいは断食によって、細胞レベルでの代謝が進みます。

具体的には、不要となった細胞は分解され、健康な細胞の材料として再利用されます。

これを自分の細胞を食べるという意味で「自食(オートファジー)」といいます。

オートファジーでは、ミトコンドリアにダメージを受けた細胞(これがまさしく前ガン細胞)も含めて分解されていきますので、ガン細胞だけでなくガンの予備軍を掃除することができます。

1週間などの長期にわたって断食するのは無理という方でも、2~3日の水だけ断食を年に数回するだけでもガンを体からキレイに掃除することは可能です。

あるいは、ガンパレオ食の1週間継続を年に数回することや間欠的断食(1週間のうち2日をガンパレオ食でカロリー制限する)でも代用できますので、健康な方でも年に2~3回はガンパレオ食(ケトパレオ食)を習慣化してください。

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