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カロリー制限は血管新生を抑え、ガンの成長を止める

ガンの悪性度や予後は、腫瘍組織の血管の多さに比例しています。

血管がリッチな腫瘍はそれだけ発酵のエネルギー源となる糖やグルタミンを多く取り入れることができるからです。

したがって、ガンの血管新生を抑えることで、ガンの成長を抑えることが可能になります。

ガンの血管新生の指標である血管内皮増殖因子(VEGF)、インスリン様成長因子(IGF-1)は、カロリー制限したほうがしないほうよりも低値であったことがヒトおよびマウスの脳腫瘍で報告されています。

またカロリー制限は、乳ガンおよび前立腺ガンの動物実験で血管新生を抑えることも分かっています。

血管新生を抑制する抗ガン剤「ベヴァシズマブ(アバスチン)」は、出血、骨髄抑制、間質性肺炎などの重篤な副作用があるだけでなく、ガンの浸潤を加速させてしまいます。

このような抗ガン剤で無理に血管新生をストップさせると、腫瘍内に低酸素の環境を招いてしまいます。

そうすると低酸素化の環境でもサバイバルできる(耐性のある)より悪性のガン細胞(酸素なしでも発酵でエネルギーを獲得できる)をセレクトしてしまうのです。

殺虫剤、抗生剤や農薬に耐性の病原微生物が手を付けられない状態になるのと同じです。

また、一般に腫瘍内の血管は正常なものと比べて血管壁が弱く、血管内容がリークしやすい(漏れやすい)状態になっています(「リーキーヴェッセル」といいます)。

リーキーな状態の血管では、炎症性物質など腫瘍の増大を促進する物質が出ます。

その一方で、カロリー制限は、腫瘍内の脆弱(ぜいじゃく)な血管を再構築する働きが認められています。

このことによっても腫瘍内に慢性炎症が起こりにくくなり、さらにガン増大を悪化させるファクターを減らす効果があります。

カロリー制限は、正常細胞には良い効果をもたらし、ガン細胞の血管新生をじわじわと抑え、腫瘍内のリーキーな血管を補修するのですから一石二鳥とはこのことです。

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