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糖質制限はガンに効く

糖質(炭水化物)が人間にとって本来の主食ではないということは理解されたでしょうか。

既にガン細胞は赤血球と同じく、ブドウ糖だけが栄養素だという話をしました。

そこで問題は、炭水化物をカットすればガンに効くのかということになります。

私たちの結論を先に言えば、糖質制限はガンに対して効くと考えてよいと思います。

なぜなら、単純にガン細胞に対しての兵糧攻めになるからです。

糖質制限食の権威である江部康二(えべこうじ)先生は、著書『主食をやめると健康になる』(ダイヤモンド社)で、「あくまでも仮説ですが、糖質制限食には欧米型ガンの予防効果が期待できると思います」と述べています。

そして、その状況証拠として以下の14点を挙げています。

(1)糖質がガン細胞の唯一のエネルギー源であることは周知の事実。ガン細胞のミトコンドリアは酵素に不備があり、正常細胞のようにケトン体を利用できないことが文献で確認できた。

(2)カナダのサマンサ博士らの米国糖尿病学会での報告が2006年2月号の「ディアベテス・ケア」誌上に掲載された。その内容は「循環しているインスリンの量が増えると、腫瘍の進展や死亡率が高まる」というもの。

(3)2009年に米国で、「空腹時高インスリン血症の女性は腫瘍の進展や死亡率が高まる」という論文が発表された。

(4)日本の厚生労働省研究班が「インスリン値の高い男性は大腸ガンになりやすい」という研究結果を発表し、ガンの国際専門誌「インターナショナル・トレジャー・オブ・キャンサー」2007年5月号に論文掲載された。

(5)韓国のJeeらは空腹時血糖値140mg以上で、男女とも悪性腫瘍の発症リスクが高まると報告した。膵臓ガンは男女とも顕著で、その他男性では食道ガン・肝臓ガン・結腸ガン・直腸ガン、女性では肝臓ガンと子宮頸ガンのリスクが上昇していた。

(6)国際糖尿病連合が2007年に発表した「食後血糖値の管理に関するガイドライン」によれば、食後高血糖もガンの発症リスクを高めるということで、例えば食後高血糖と負荷後血糖値との間に強い関連が認められた。

(7)1995年の全米栄養健康調査では、男性の糖尿病患者で悪性腫瘍の発症リスクが高かったと報告された。

(8)欧米の研究報告によると、糖尿病によって発症率が高まるとされる悪性腫瘍には、膵臓ガン、大腸ガン、肝臓ガン、前立腺ガン、乳ガン、子宮体ガンがあった。

(9)2007年に世界ガン基金が、太り過ぎると7種類のガンになる可能性が高まると報告し、「肥満によって、乳ガン、膵臓ガン、直腸ガン、食道ガン、子宮体ガン、腎臓ガン、胆のうガンになりやすい」と結論づけた。

(10)英国の権威ある医学専門誌「ランセット」の2008年9月号にイヌイットとガンに関する論文が掲載され、20世紀初頭まで ほとんど腫瘍がなかったイヌイットに、20世紀後半 欧米のライフスタイルが流入するとともに欧米型のガンである肺ガン、大腸ガン、乳ガンが増加したと紹介されている。
イヌイットは主食が生肉・生魚で民族をあげてスーパー糖質制限を実践していたが、欧米との交流が盛んになり、パンなど炭水化物を摂るようになってから欧米型のガンが増えたと報告された。

(11)「米国医師会雑誌」2006年2月8日号で、米国の大規模介入試験が紹介され、「脂質を制限しても対照群と比べて大腸ガン・乳ガンのリスクは下がらない」ことが報告された。

(12)米タフツ大学分子心臓学研究所のリチャード・H・カラス理事らは、「HDL(善玉)コレステロールが高い人は、心疾患リスクが2分の1から3分の1になるだけでなく、発ガンのリスクも大幅に低くなる」という研究結果を「米国心臓学会誌」に発表し、HDLコレステロール値が10mg高くなるごとに、発ガンリスクが36%低くなると報告した。

(13)世界的に定評のある「キャンサー・リサーチ」2011年7月号に「低炭水化物・高タンパク食が腫瘍の発育を抑制し、発ガンを予防した」というマウスの実験による論文が掲載された。

(14)米国の医学雑誌「栄養と代謝」に、2010年にグリオブラストーマ(膠芽腫:こうがしゅ)が2ヶ月間の「放射線+化学療法+ケトン食」の治療で消失した、との症例報告が掲載された。ケトン食とは脂質摂取比率75~80%という究極の糖質制限食。また膠芽腫は脳腫瘍の中で、最も悪性度の高い腫瘍で通常「放射線+化学療法」ではまず治らない。


江部康二先生は「こうした事実を考え合わせれば、脂肪ではなく、糖質の摂り過ぎこそが、欧米型のガンの大きなリスクだと考えられます。

そして糖質制限なら その予防ができる可能性が高いのです」と述べています。

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