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糖質・炭水化物は人の体に必要なのか

糖質・炭水化物についてですが、この栄養素については昨今、様々な点から問題提起がなされています。

糖質と炭水化物は ほぼ同じ意味ですが、糖質は学術的な文章で、炭水化物は一般用語として使われることが多いようです。

「炭水化物は人類にとっての必須栄養素ではない」との意見を言う専門家もいるほどです。

実は この説は、英国の栄養学の本で世界的な名著とされる『ヒューマン・ニュートリション(人間栄養学)』の中にもある説明で、これは世界的な影響力を持った学説でもあります。

「農業の発明以来、人は穀物をベースとした食物を摂取するようになったが、進化に要する時間の尺度は長く、人の消化管はまだ穀物ベースの食物に適応していない」と説明されています。

これらの最新の説から「炭水化物は本来人間の主食ではなく贅沢品である」という見解を持ち、日本でも多くの医師が、糖尿病の治療食やダイエット食として炭水化物を抑えて脂質とタンパク質を推奨し、糖質を制限する食事を指導しています。

現代は、人間本来の食性から考えると信じられないくらい炭水化物を多く摂っています。

そのため、飢餓に備えて糖を脂肪として貯めても、次々に糖が入ってくるので、人間は余ったすべての糖を貯めようと、膵臓がインスリンを過剰に作ります。

そして、それほど多量の糖が入ってくる事態を想定していない人の体は、インスリンを製造する膵臓をパンクさせてしまいます。

これが糖尿病です。

糖尿病にいたる過程で膵臓が機能障害に陥り、インスリンが足りなくなって糖を処理できなくなると、糖は赤血球とくっつき始めます

この糖と くっついた赤血球が ヘモグロビンA1c(エー・ワン・シー)で、糖尿病の指標となる血液中の糖化物質です。

ヘモグロビンA1c に、更に糖がコブのようにくっつくと、最終的にAGE(最終糖化産物)という怖い物質になります。

ヘモグロビンA1c なら、栄養療法などでヘモグロビンに戻すこともできますが、AGEになってしまうと、もう元には戻せません。

ヘモグロビンやヘモグロビンA1c は約120日の寿命で生まれ変わりますが、AGEはずっと長い間 血中に留(とど)まって、あらゆる血管に悪さをします。

AGEが大きな血管で悪さをすれば、血管が詰まったり破れたりします。

つまり、心臓なら心筋梗塞、脳なら脳梗塞、足なら壊疽(えそ)を起こして切断という事態になります。

細い血管では腎臓と網膜と神経がやられやすく、透析、失明、神経障害などになるわけです。

こうした糖の害は、やはり想定外の多量摂取に生体の防御機能が追いついていない為でしょう。

ちなみに脂肪やタンパク質であれば、同じように多量に摂取しても それに対する備えができているので、糖のように臓器のパンクは起こりませんし、血中に余って悪さをすることもありません。

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