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放置療法について

この放置療法は、著書「がん放置療法のすすめ」(文藝春秋)で慶應義塾大学の近藤誠先生が提唱されている方法です。

世の中には、ガンと診断されたのに実際には進行しないガンもどきや、非常に進行が遅く治療の必要がほとんどないガンがあります。

そうしたガンを見極めるために、検査だけして、特に治療を行なわずに経過観察するのが放置療法です。

一般的に、ガンは放っておくとどんどん進行して死に至ると考えられています。

そのため、ガン患者さんは告知から3週間程度は、ものすごいストレスにさらされて まともな判断ができません。

その期間内に手術や放射線治療、抗ガン剤治療など重大な副作用がある治療を決めてしまうと、後になって悔やむような事態になりかねません。

そこで、血液のガンや進行が非常に速い種類のガン以外は、放置して観察するという放置療法を選択し、同時に全く副作用のない原因療法を開始するというのも1つの方法でしょう。

近藤先生の著書によればガンを放置した場合、おおよそ3つのケースに分かれるようです。

  1. たいして変化しないケース
  2. ガンが増大して対症療法を始めるケース
  3. 経過を見るうちにガンが縮小し、消失してしまうケース

の3つです。

そして近藤誠先生によれば、本物のガンは、最初のガンが発見される遥か以前に転移しています。

その一方で、最初の発見の時点で転移のないガンもどきは、放置しても転移しないことが確認できたそうです。

詳細は近藤先生の著書を読んでいただくとして、この放置療法の注意点だけを簡単に書いておきます。

【注意1】

放置療法で扱うガンは、肺ガン、胃ガン、前立腺ガン、乳ガンなどのいわゆる固形の腫瘍となるガンです。

白血病や悪性リンパ腫のような血液のガンと、小児ガン・子宮絨毛(じゅうもう)ガン・睾丸腫瘍は、抗ガン剤で効果がある可能性があるので、この治療法の対象外です。

また固形ガンでも肝臓ガンは無症状のうちに命の危険が生じるまで増大する可能性が高いので対象外です。

ただし、肝臓ガンでも放置観察するのが適切な場合もあり、ケースバイケースです。

【注意2】

この放置療法は、抗ガン剤や分子標的薬が固形ガンには効かない(治らないし延命効果もない)ことを前提しています。

そのデータ的根拠については近藤先生の著書「抗がん剤は効かない」(文藝春秋)に詳しく説明されています。

【注意3】

ガンで命に関わるのは通常、多臓器転移です。

リンパ節転移は仮に存在しても、それが原因で死亡することは稀(まれ)です。

リンパ節転移が存在してもガンもどきであるケースが多々あるからです。

【注意4】

ガンを放置するかどうか判断する場合、ガンによる症状の有無が重要となります。

痛みや苦しみがある場合、治療を開始すべきです。

ただし、ガンでしばしば見られる出血は「症状あり」と即断すると判断を誤ります。

ひどい貧血になって命の危機を感じるほどでなければ「無症状」としていいと思います。

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