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サプリメントの基礎知識と選び方バイブル

「酵素ドリンクで朝食抜きのファスティング」が減量に効果あるかというと・・・

消化吸収、糖の代謝、脂肪の代謝、タンパク質の合成など、体のあらゆる働きに関わっているのが「酵素」です。

でも、その酵素をドリンクなどで口から摂取して体内で働くかというと実はそうではないのです。

酵素はタンパク質で構成されているのですが、体内の酵素の多数派である「代謝酵素」は強い酸性の胃液に触れたとたんに「失活」といって、働きを失い、自分が消化されてしまうのです。

そして分解されて、バラバラのアミノ酸やペプチド(アミノ酸が複数つながったもの)になってしまいます。

アミノ酸が酵素を作る材料になりますので、普通に肉や魚を食べていれば十分なわけです。

そもそも人間の体は自分で酵素を作っていて、種類は3000種類以上あります。

人体が一日に作り出す酵素の量は膨大です。

酵素のほんの一部にすぎない消化酵素を含む消化液だけでも、一日に7リットルもの量が分泌されているのです(唾液:1500ml / 日、胃液:1500ml / 日、腸液:3000ml / 日、膵液:1000ml / 日、胆汁:50~100ml / 日など)。

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酵素ドリンク一本程度では全然量が足りないことがご理解いただけるでしょう。

ですから酵素を摂れば美容効果があるとか、あるいは代謝を促進してダイエット効果があるとかいうのは理屈が通っていないのです。

ファスティング(断食)と酵素ドリンクの組み合わせで「体重が減る」のは、朝食を抜いたことで摂取エネルギーが少なくなるからでしょう。

もし「体に良い効果」が表れたとしたら、それは「酵素」というよりもドリンクに含まれているビタミンやミネラル、フィトケミカルなどの働きによるものと考えられます。

例外として、胃液の分泌が少なく消化力の弱い人が、酵素ドリンクで「消化酵素」を摂取するのはいいと思います。

パイナップルやパパイヤなどにはタンパク質の消化を助けてくれる酵素が含まれていますので、一緒に食べた物の消化を助けてくれるでしょう。

これらの果物を食事に加えるほかに、医薬品にも消化酵素はありますので、それらを活用するのも方法だと思います。

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